以前も登場したサックス吹きの Iさん🎷
今年の東京ジャズにやはり出かけたそうです。


私は9月5日にジャック・デジョネットとエスペランサに
心酔し、Iさんは6日の
ハービー・ハンコック&ウェイン・ショーター目的で
出かけたそうです。


ご感想は?と夫が話したところ

「いや~よくわかりませんでしたね~、難解で難解で」
とのお答え。



でも、ちゃんと前からチケットを用意して出かけたのね!と思い
私は同志を見る思いでうれしかったです。


Iさんは自分でもサックスを練習する傍ら、行きたくて
調べて聴きに行ったのです。生演奏を聴くのは大きな衝撃を
伴うので得るものは大きいんです。


幾つになっても、引き寄せられるものに自分からも歩み寄る
こういう知人がいると私も夫も励まされます。


夫流に言うと、「好奇心を失うな」でしょうか。



「好奇心を失ったらおしまいだ。つまらない人間になるな。」

とたまに私も言われるんです。



そして、新しく始めることでも私のビジョンを話すと

「感心感心、なかなか挑戦しようと始めるところは偉いですね。」

と褒めてもらえます。たま~にね。



「でも、20代だと思ってやらないように。
どんなに思いがあっても、20代、30代とは違うからね、
それがわからないで無茶をするのは、
ただのばか者っていうんだ、
あなたの場合、危険な人物なんだから(?)それを無視して
進むのだけは気をつけなさいよ」


と、話が注意お説教めいてきて。


それで、暗示にかかったわけでもないのですが、
好奇心で広げるのはともかくとして、何か一つくらいは、
ぐ~んと深めていきたいと思っています。




何かひとつだけ。





それが、セッションのお仕事で形になってきた

「インナーサウンズ」や

「レコード演奏ジュニア」

(最近ひとりでひそかにこう呼んでみることにしました。
切磋琢磨できるように。)

なのかな、と感じています。




「それを必要としている人は必ずいる。」

夫が言ってくれたのが励みになっています。





「合言葉は好奇心だ」





病床の夫はこうも言っていました。


私はうん、といいました。

声がややしわがれて、静かだったけれど勢いがありました。
俺はこう言いたいという
意思が感じられたのを良く覚えています。





合言葉、合言葉‥…





いい事言うね!と感心したものの
何か、おかしいな違和感があるなと感じていました。

今書いていてようやくわかりました。


①夫はその時、合言葉を完全に必要としていた


②ウォークマンに入れて行った好きなCDを聴いて
助けられながら

「俺にはまだ、好奇心がある」と

ともしび位の確認はできていた。



①であっても②であっても、
日頃からの主義が会話の中でふいに思い出され
口をついたが同時に自分のためのエール的な役割として、
言葉が急に意味の色合いを濃くして強い意思で発せられた。

同時にその時、自分と言葉が合体して一致感を持った。





自分のためにも、

「合言葉は好奇心だ」は発せられたのでしょう。








この「インナーサウンズ」はコンサルタントでもある
右脳系プロデューサー、kenjiさんが私から引き出して、
きっかけを作っていただきました。


kenjiさんの発案からみるみるうちに、ブロックが外れて
アイディアが広がりあっという間に
「インナーサウンズ」セッションは出来上がりました。

この事は話がずれますので、又改めて書かせていただきますね。
今お仕事、プライベート、健康面などでもやもやしている方、
Kenjiさんのブログをぜひ読んでみてください。







Iさんは
夫に別件で電話をかけてきたときに話が終わっても
すぐに切らないで


「市川さん朗報です。
イヴァン・リンスが川崎ジャズに出演しますよ、
今年、もうすぐですよ!」

などと教えてくれるようになりました。


少し前の記事に書きましたが、イヴァン・リンスの音楽に
反応して心に留めてくれていたのでしょう。


私はIさんと夫が一緒に音楽の楽しさを分かち合っているのが
とても嬉しく、
1人を通してそれが又広がっていくのが想像できて
ワクワクします。


Iさんは夫にとって新しい友人ですから尚更なのです。


私の趣味ではありますが、イヴァン・リンスのような音楽は
空間に広がっていくと多くの人に良い作用をもたらす音楽だと
感じています。


良い作用をもたらすと信じられるもの、太鼓判のものを
これからもお伝えしていきますね。