『江戸前寿司』と言う呼び名を
聞いた事がありませんか?
江戸前寿司のネタの
特徴をご存知でしょうか?

昔は、下水道もなければ
食器用洗剤などもありません。

食事を済ませた後の食器は、
共同の水場で洗います。
また、畑の野菜などもまた
水路の途中に野菜を洗うスペースなど
設けられておりそこで野菜を洗います。

食器にこびりついたご飯や
野菜を洗う際に剥いた皮などは
すべて川へと流れて行きます。

東京の海は湾になっていますね!

江戸から流れて来た家庭排水の様々は
外海に流される事なく東京湾に溜まります。

それらが肥沃な海の栄養源となって
東京湾の魚たちは丸々と太り脂が乗ります。

その東京湾の魚で作られたのが
江戸前寿司なのです。



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【人間も自然界の一部だった】

人間という存在は、今では
地球のガンだとか人間さえ居なければ
地球は綺麗に保たれる…なんて
まるで、人間という存在そのものを
否定するかの様な声をチラホラ耳にします。

しかし、ほんの少し時代を遡れば
人間の営みは自然界の循環の中にあったのです。

人間の営みが自然界の
循環の法則から外れてしまったのは
一体いつ頃からなのでしょう?

それを自ずから調べて時代と共に
人の営みの移り変わりを知れば
現代は実に奇妙奇天烈な異質な営みと
なっている事に気付ける事でしょう。




🌷SoulFlower Kamuy🌷