今日は、ちょこっとブログで紹介 した、ソウルフラワーユニオンの音楽を紹介。
ソウルフラワーユニオンの
詳細はコチラ (色々なミュージシャンからのコメントもあります)
以前書いた ことのあるNEWEST MODEL の中川敬、メスカリンドライブ の伊丹英子らが集まって結成された、世界最強のミスクチャーロックバンド
ソウルフラワーユニオンの魅力、それは例えば、陳腐な意味になりつつある『自由』『愛』『平和』、そのような言葉を本当の意味で実感でき、感じられる音楽であるということ。歌詞にあえてその言葉を使わずとも、サウンドを通して魂に自然と伝わってくる、そんな感覚。それは、優しくも熱い中川敬のボーカルがそう感じさせるのだと思います。
音的には、ジャズ、パンク、レゲエ、コンピュータサウンド、民謡、チンドン、ロックなどなど、とにかく色々な要素がふんだんに取り入れられていることが一番の特徴。かと言って、色々な音が雑多になっているわけではなく、むしろ無駄な音はひとつもありません。とにかく貪欲に雑食で、本作の殺人狂ルーレットという曲なんて、まさに民謡チンドンロックという言葉がピッタリです
本作はソウルフラワーユニオンのなかではクセがなく、雑食といえど比較的ロックよりの音なので、初めて聴く人にとってはある意味ベスト盤よりも聞きやすいかも知れません。要所要所でたまに聞こえてくるシンセの音に最初は「ん?」と思うけど、聴いているうちに馴染んでくるから不思議。
星空の見える夏の夜…
夕日が沈む名もない砂漠…
1枚通して聞き終わる頃には、そんな風景のど真ん中で心と魂が開放されているはず。いい映画を観たような気分にさせてくれるというか、そんな次元を超えて人生の旅を繰り返して輪廻転生する感じ。。泣きます。
こんなにも『自由』
という言葉が似合う音楽、ぼくは他には知りません。ぼくがいままで出逢ったことのあるすべての音楽のなかで、最高の作品のひとつです