今日はクリスマス近いしクリスマスにちなんだ音楽を紹介しようと思ってたけど、やめました。というのも、会社に行く途中の楽器屋のディスプレイで、あるギターを見てしまったから☆それは、モッキンバード の形状が特徴的なhideのコピーも出るギター。Yellow heart-Jr.をはじめ、サンバーストカラーサイケペイントなどがズラリと勢ぞろいしてました。ちら見だったけど、メーカーはおそらくFernandes/BURNYだったかな。



とゆうわけで、今日紹介するのはhide

『PSYENCE A GO GO』
時計仕掛けの○○
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この作品は、96年10月20日に代々木第一体育館で行われたPSYENCE A GO GO ツアー最終日のライブを180分まるまる収録した豪華三枚組のライブCD。歌詞カードには本ツアーの全日程セットリストが記載されているので、その通りに再生させれば当日の思い出がよみがえるというオマケ(?)つき。



ノンストップ収録なだけあって、ライブの臨場感もかなりリアルに伝わってきます。まず、Disc1の『POSE』『BACTERIA』でいきなりヤラレます爆弾さらに追い討ちをかけるように『DAMAGE』『BEAUTY』で息をつく暇も与えてくれません笑 Disc2ではちょっとカームダウンしたお茶目ロックが登場。ラストの『TELL ME』は胸が熱くなります。と思ったら、Disc3では、まるであの人のことを歌ったかのような『DOUBT』、そして『OBLAAT』のような超攻撃的なロックが再び駆け抜けます!!



全体を通してかなり太くて重いサウンド構成になっていて、ボディーブローのようにズンズンお腹に響いてきます。アレンジもあまりかっちりと綿密に計算されているわけではないので 、程よいアンバランス感ががGOOD♪MCがかなりたくさん収録されているのも嬉しい限りで、音楽はもちろん パフォーマーとしても大きな魅力を感じることが出来ます。



 メタルとパンク合わさったような、太くて重いけど速い、有機的だけど無機的、そんな相反する矛盾が混在するhideの音楽の魅力がたっぷり詰まった作品。コンピュータに人間らしいことをやらせ、人間にコンピュータらしいことをやらせるという、hide特有のPSYBORG ROCK
が堪能できるスーパーライブ盤!



亡くなった後も、様々な偉大なアーティストにカバーされ、リスペクトされ続けているhide。たとえ桃色の雲になったとしても、ピンクモンスターがこの世に残した音楽は、ファンの心から消えることは決してないと思います。