今日紹介するのはイギリスのロックスター。中性的な顔立ちが印象的な、煌びやかで華やかな、グラムロックの金字塔 


David Bowie(デビッド・ボウイ)の

『EART HL I NG』

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David Bowieはリリース毎に作風ががらりと変わることで有名ですが、本作品もかなり個性的なものになっています。だけど、間違いなく名盤と呼べる一枚!新天地のエルドラドに立っているかのようなジャケットがとても印象的。



全体を通して実験的なコンピュータサウンドという印象が強い一枚です。ループするデジタルサウンドアンサンブル、その中にスーッと入ってくる艶やかに鳴いている独特のギターサウンド、空から舞い降りてくるかのような妖しいボーカル。まさに極上のグルーブ ですにひひ


David Bowieのギターは別段テクニックがあるわけではありません。それどころか不完全ででどこかいびつな音、にも関わらず聴いていると魂が震えてきます。それは彼が決してテクニックで勝負しているわけではないから。本当に凄いギタリストは、どれだけ凄い超絶テクニックを持っているか、正確な速弾きができるかではなく、聴く人の魂をどれだけ震えさせる事ができるか…ぼくはそう思います。そしてDavid Bowieは、まさにそれを表現しているギタリストのひとりではないでしょうか。静かに熱く横揺れできる、上品で大人なグラムロック。オススメです(^-^)



ただこの作品は、初期の『SPACE ORDDITY』や『STARMAN』あたりに馴染んでいる人にとっては、結構賛否が分かれそう。だけど、これこそがまさに、作品ごとにスタイルがどんどん変わっていくDavid Bowie
の魅力
といえるのかも。



そういえば最近Bowieの代表曲である『Ziggy Stardust』や『changes』がCMで使われてました♪