第五百五十六話 オキツー2nd(二日目)――その23
――オキツー2nd――
大阪~隠岐の島までロードバイクでツーリングする作戦である。
前回の続き――
やっとこさ米子に到着。
皆生温泉まで逝って、一昨年休憩したスパを探すことにした――
が……ない???
あ、あれ?
確か皆生温泉のはずれに、オーシャン とかいうスパがあったはずなのだが?
なじぇ???
お、おかしいな。
記憶に間違いないはずなんだけど。
迷ってても仕方ないので、聞いてみるしかない。
近くのホテル駐車場でおっちゃんに聞いてみたところ、やはりオーシャンというスパがある。
聞いた場所へ行ってみると――な、なんと改装中(爆)
やられた~。
まさか改装中とわ……。
つか、駐車場のおっちゃん、改装中なら教えてくれよ!
(メッチャ疲れとんのに、30分ムダに迷った)結局、元のホテルに戻ってそこの風呂に入ることにした。
オーシャンの方が夜遅くまで営業してるので、休憩にはベストなのだが、仕方ない。
ホテルでできるだけ休むしかないな。
と、まあ。
なんだかんだでトラブったが、温泉の休憩室で横になって、ひたすら爆睡。
二日に渡る超長距離の疲れで一気に眠くなる。
PM10:00――起床。
3時間ほどしか寝てないが、熟睡だったので充分疲れは取れた。
まあ、欲を言えばもうちょっと時間を潰したかったけど。
ホテルを出て、すぐ前にあった24Hコインランドリーで二日分のジャージとレーパンを洗濯する。
ちなみにこの時、水着にウインドブレーカーというちょっとアレな格好だが、
海岸のすぐ近くなのでTPOからズレまくっていないと思うので、ご容赦願いたい。(笑)
ランドリーしてる間に夕食を済ませる。
洗濯が終わると着替えて再スタート。
残りは30km程度なので、もう楽勝。
どうせ平地だし、後はナイトランにさえ気をつければ問題ない。
いや~見事に真っ暗(笑)
しかし、ロードの前照灯で充分見える。
高速走行はちょっと怖いが、25km/hくらいなら、何とか走れる。
しかし、車組との合流までまだかなりある。
どっかで時間を潰さないと――と思ったら、境港に24Hマックがあるのを発見した。
何と、境港で深夜営業してる店があるとわ。
しばし、ココで時間を潰していくことにした。
マックでウダウダ時間を潰していたが――飽きる(爆)
つか、さっき寝たから眠くないし。
結構、時間潰したので、さっさと水道大橋を渡ることにした。
二年前かなり苦労したあの橋 です。
(今年はもう罠にハマらんゾ^^)
水道大橋を渡ったところにあるポプラでひたすら待つ。
結局、車組と合流したのは、朝6時くらいだった。
そのまま峠を登ってフェリー乗り場へ。
二年ぶりに拝んだフェリーくにが。
アイシャルリターンで今年もきたぜ。
乗船手続きをして、あとはひたすら出航時間を待つ。
隠岐汽船の場合、自転車は結構楽勝で乗れる。
船の排水量がデカイので、予約無しでもスペースががら空きだったりする。
今年のオキツーの走行距離――380km
二年前より 、15km増えとるがな(笑)
(やはり、コッチのルートの方が少しだけ距離が長い)
まあ、でも、ドッチかというと、R1~R9ルートより楽だった。
大阪~岡山間はまだ楽な方だし、
鳥取側に入った後は、ほとんど脚力使わないしね~。
出航時刻がやってきた。
窓口でもらった札を愛車に括りつけ、係員の誘導にしたがって乗船。
乗せた後は係員が車庫の壁際にしっかり固定してくれます。
しばしクルージング――と言いたいとこだが、一気に疲労が出てきて爆睡(笑)
まあ、これはいつものことなので仕方ない。
こうして無事島に渡ることができた。
次回へ続く――