第五百三十九話 オキツー2nd(一日目)――その6
――オキツー2nd――
大阪~隠岐の島までロードバイクでツーリングする作戦である。
前回の続き――
林を抜けると――
市街に突入。
遠くに見えている屋根が白龍城(ぺーロンじょう)とかいう道の駅らしい。
しかし先程から、相生と赤穂という文字が何度もちらついて、いまひとつ位置関係がワカラン。
あとで調べたら、姫路・たつの~相生市~赤穂市~岡山方面という順番なのだが、
相生と赤穂がごっちゃになってて、良くワカラン用になってきた。
とりあえず白龍城で休憩。
少し日陰で涼む。
しかし、何とも強烈な暑さになってきた。
この辺は峠連発っぽいので、時間的には最悪の組み合わせ。
一瞬迷いそうになったが、店のおばちゃんに道をきいて、R250を走り続ける。
海が綺麗ですな。
赤穂方面の案内板を見つけたので、それに従って走り続ける。
道の感じと風景からして、多分そ~なんだろ~な~と思いつつ……。
やっぱ峠だったか……。
高取峠とかいうらしい。
この辺て、隣町に行くのに、峠あるのね……。(笑)
海沿いなので標高は知れてるが、このクソ暑さで越えるのは地獄。
まあ、写真撮る余裕はあるし、足着くほどではないが、敵は暑さだな。
赤穂市に突入!!!
け、結構キツイよ……。
また、ボトルの水を頭からかぶる。
ここまでは何とかこなせているが、
このクソ暑さで、200m超級の峠を連発されたら、ちょっとヤバイかもしれない。
しかし、ココまで休憩挟み挟みだが結構いいペースで走れている。
まだまだ油断禁物だけど、先が楽しみだ。
次回へ続く――