第三百四十六話、MS01 アクイレギア計画――Part4


前回の続き――


スポーク組上をさっさと終わらせてしまおう。

通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_組1 通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_組2
Part2の基本形をさらに進めてく。

右の写真のように、番号順に右へ倣えで組み上げるだけ。


モチロン交差するスポークもセットで。

ようするに一穴ずつ飛ばしながら、渦巻き状にクロスを造っていくだけ。


裏面のフランジは対象形なだけで、要領は同じ。

ただ、クロスし忘れてないか入念にチェックするのをお忘れなく。



通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_組3

この時、コツがある。

写真のように余計なスポークは下にダラーンと垂らしておくといい。

が、向きに注意。

上の図では逆時計回りに組んでいくので、その向きに逆らわない方角へ垂らしておかなくてはならない。


ヘタに組み上げ済みのスポークに絡まったままだと、結局ニップル外して綾を撮り直さないとイケナイので、スポークを整理しながら作業を進めていく。



てかね……組み上げ楽しすぎ!(笑)


最初は手探り感覚で、不安だったけど――

スポークパターンさえ分かっちゃえば、金属版プラモデルみたいな感覚。

楽勝で組めるようになると、楽しすぎてウヒャウヒャ気分になってくる。^^

通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_組4 通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_組5

完成するとこうなる。


次の段階に移る前に、Part2 の注意点をチェックしておこう。

基本的に最初の一手が合っていて、右へ倣えがうまくできてれば大丈夫。


特にクロスし忘れたスポークがないか、要チェック。

この段階で失敗してると、最悪周辺のスポークを全部外さないとリカバリできないので、要注意。


ちなみにスポークがリムに引っかかって動かせない時は、しならせ曲げて無理矢理通すこともできる。

少々のことでは折れないが、曲げ癖がつく。

逆方向に曲げ直せば戻せるが、あまりよくないので多用しない方がいい。


あまり無茶なら、素直に邪魔なスポークのニップルを外そう。





さて、ついでに後輪も組み上げよう。


通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_後輪1
後輪のポイントは、フリー側反フリー側でスポーク長が違うこと。

(フリー側というのは後輪ハブの黒いユニット。ギアスプロケを装着する部分)


反フリー側の方が長いので、どっちがどっちか迷ったら、


フリー側=短い

反フリー側=長い


と覚えておく。



スポークの長さが違うので、混ざらないように要注意。

不安なら2種類のスポークのうち片方に目印となるテープ等を張っておくといい。

くれぐれも念を押すが、何があっても絶対混ざらないように注意!!!


万一混ざってしまったら、スポーク同士の長さを較べて分別しないとイケナイ。

ぶっちゃけかなり面倒くさい。



なぜ、こんなにも口を酸っぱくしていうかというと――

私は迂闊にも一本だけ混ざってしまって、かなり苦労したからだ!(爆)

だって、一本だけ混じってる短いヤツ探しとかないと、ハブのフランジに通すわけにイカナイし……。

(あとから探すのは不可能に近い……)


通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_後輪2

Part2 と同じように最小限で完成形を試しに造ってみる。

これで、ハブの向き、リムのオフセット、逆イタリアン向き、を確認して最初の一手を確定させてしまう。



10_14出撃

逆イタリアンの向きがわからない人は、写真で確認。

後輪のフリー側は車体の右側。

つまりフリー側を正面から見て、常に右手が進行方向になる。




前輪と違い、後輪はひっくり返すことができないので、細心の注意をはらうこと。

先に組み上がった前輪の形を参考にするといい。


確定したら、右または左の4本組を一旦外す。

ここまでなぞると、だんだんわかってくるのだが――スポークは4本組でひとかたまりとして機能する。

フランジの表と裏で、4本一組として組み上げていくと、わかりやすい。



通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_後輪3

確定した最初の一手を残して、残りのフランジ穴にスポークを全部通す。

あとは前輪と同じく、右へ倣え、でクロスを造っていく。

コツは前輪と同じで、余分なスポークをダラーンと下に垂らしておく。



通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_後輪4 通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_後輪5

完成!

前輪と同じように最終チェックしよう。

要点も同じ。



通勤クロスバイク、休日出勤ロードバイク-MS01_後輪6

まだオチョコ型のオフセットになってませんね。

テンションかけてないから、当然っちゃ当然。


前輪との違いは、フレ取り・センター出しの過程でオチョコ型にしなきゃイケナイこと。

ま、その辺はフレ取り編で詳しく。






残念ながら初日の作業は組み上げ終わったトコで、終了。

一晩寝かせて次の作業は翌日にお預け――となった。

作業を中断して寝かせるには、この段階で一旦うち切ろう。

ニップル締めて、テンションかけるのは、フレ取りと一緒にやった方がいい。






まあ、一晩寝かせた方がおいしくなるのよ――って、カレーじゃないんだから!




さあて、いよいよ本番――フレ取りに突入だ!



次回に続く――


(注)

内容が複雑なので、毎日更新厳しいかも……。(写真で説明するの大変なモンで)

じっくり造ってますので、まあ暖かい目で気長に見てやってください。


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