第二百八十一話、サイクルモード2008二日目、その2
さて、初日に無念の門前払いをくらったデローザ。
二日目は朝イチ攻めで無事ゲットだぜ。
展示のカラーリングもいいが、
うお……
試乗の黒赤――メッチャ格好いい!
こ、これがフレーム価格\488250(完成車\1,307,250)の迫力か……。
(て、アホみたいな値段だな……)
ドキドキしながら手で持ってみると――うぉおおおお! か、軽い。
7kg台のロードはさすがと書いて、ながれいし……。
(もはや半錯乱状態……)
しかし試乗コースに出て、すぐ違和感……。
コンポがカンパなので変速フィーリングがなんかこう……「スパッと決めんかいっ!」とツッコミたくなる。
変速精度とスピードはDURAに軍配か?
たまたま試乗車の調整が甘い気もするけど?
ま、まあいい。
走りの方は……微妙???
確かに軽い。
加速・直進性申し分ない。
レーシングバイクとして戦闘力はあるんだろう多分。
でも、何かがライダーとかみ合ってない。
喉の奥で小骨がひっかかったように、何か一カ所だけパズルのピースがかみ合ってないようにしっくりこないのだ。
む~、ぶっちゃけ期待はずれ。
私の脚力が足りないのか、カンパのコンポに慣れてないせいか?
速いことは速いんだけど、正直乗っていて楽しい感じがしない。
自分でも何が気に入らないのかよくわからない。
得体の知れない部分がイヤなんだろうな~多分。
デローザって高いだけでそれほどではない――という意見もよく聞くが、私もそのクチのようだ。
ひょっとすると乗り手を選ぶバイクなのかもしれない?
いわゆる鉄テスというヤツだ。
クロモリということで、まあ少々至らない点があっても大目にみてやるか――
な~んて思ってたら以外や以外。
メッチャいい!!!
思ってる以上にスピード出る。
加速面では軽量バイクに一歩譲るが、トップスピードの伸びは侮れないものがある。
しかも振動吸収がものすごく気持ちいい。
上の写真をよく見て欲しいのだが、後ろのステーが弓なり形状になっている。
どうもこの辺りが振動をマイルドに減衰しつつ推力も無駄にしていないようなのだ。
ぶっちゃけコイツで軽量カーボンバイクをバンバンごぼう抜きしてしまった……。
思わずぶっ飛ばしたくなるくらい気持ち良かったのだ。
う~ん、クロモリいまだ健在。
鉄テスやるな。
カラーリングもオーダーできるし、コレは一家に一台あってもいいかもとか思ってしまった。


