第二百六十八話、SSS大作戦第十九弾、宝厳寺ツーリングその6


前回の続き――


ようやく近江今津に到着して竹生島に渡る。


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波止場にて船を待つ。

なぜに竹生島に渡るかというと、30番札所宝厳寺があるから――。


って、何で離島やねん!

とツッコミたくなるけど、琵琶湖ん中の島に札所があるから仕方ない。

できればオール人力で行きたいのが本音だけど、こればっかりはどもならん。^^


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観光船の艦名、もとい船名は、な、なんと、リオ・グランデ!


Rio Grande――は、スペイン語・ポルトガル語で「大きな川」の意。

ちなみに銀英伝ファンがこの名を聞くと、アレクサンドル・ビュコック爺さん を思い出して号泣します。^^

(知らん人スマン)

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波濤を越えて竹生島へ。

所要時間は25分程度なんで、すぐ到着します。


う~ん、島の周り断崖絶壁やね……。


D先生が冗談で、

泳いで渡ったら――

って言ってたけど……無理。(笑)


まあ水泳得意だし、湖北の岸から島の北岸まで最短の7km程度だから、泳げない距離ではないけど真夏でないと無理だな~。

(てか、本当に泳いで渡ったら水産関係の組合とかに捕まるし^^)


10_27竹生島1 10_27竹生島2
あっさり上陸。

船に乗ってからは早かった。


拝観料払ってゲートくぐると、イキナリ登り……。(しかも激坂)

島と言うより、岩山に無理クソお寺と神社建てた感じ。


10_27竹生島3 10_27御朱印

あっさり本堂を発見。

御朱印も無事ゲット。


10_27竹生島4

なかなかの出来の、OFF動さんを発見。(お不動さんのことね^^)


背後のファイアー格好いいじゃないですか。

実はOFF動さん結構好きなんだよね~。^^


そのルーツを探ると、ヒンドゥーの破壊神シヴァの姿がちらつく。

不動明王には大自在天(シヴァ)を調伏する逸話があるが、サンスクリットでは「アチャラナータ」といって、漢名では「阿遮羅」と書く。


実はこの阿遮羅――シヴァの別名との説もある。

何となく「阿修羅」に似てると思うのだが、面白いことにシヴァ神のルーツにあたるルドラ神の神話で、

かつて阿修羅(アスラ)の眷属だったのが帝釈天(シャクロー・デーヴァナーム・インドラ)の陣営に寝返って阿修羅と戦ったという話があるそうだ。

漢字も阿修羅の「阿」と「羅」の間に「遮る」という字を当てているから、何やら意味深に思えてくる。


シヴァ神には1000を越える化身があり、伝播の仕方もルートも様々。


日本では大黒様で有名な大黒天のルーツも実はシヴァの別名であるマハーカーラだったりする。

マハー=偉大

カーラ=黒、時

という意味があって、直訳すると「偉なる」=「大黒」となる。

(ちなみにシヴァ神は破壊と再生を司るため、時計の12時=0時を意味し、「偉大なる時」と解釈することもできるらしい)


他にも観音さまのサンスクリット名、「アヴァローキテシュヴァラ」というのだが、実はこれ直訳すると「観自在」となり大自在天であるシヴァが直接的なルーツに浮かぶ。


さらに千手観音のサンスクリット名に「サハスラブジャ」という語があるのだが、これ実は最高神に対する尊称で、バーラト(インド)ではシヴァ神とヴィシュヌ神にしか許されていない名前だったりする。



マハーバーラタ読んでるので、ヒンドゥー系の神話に妙に詳しくなってしまった。^^

個人的にはOFF動さんにガーンディーヴァとか持たせてみると面白いかもしれない。

(ガーンディーヴァはシヴァ神が英雄アルジュナに与えた神の弓です)


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う~ん、境内から下見下ろすとスゴイ。

リオグランデが小さく見えるよ。^^

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朱塗りの塔、メッチャ綺麗でした。

で、下に降りてくと何やら古くさい建物。


な、なんと桃山時代・戦国時代の建築らしい。


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中にはいると何やら古い祭壇?

桃山時代の作らしいです。

外人さんが一生懸命写真撮ってました。


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重文の船廊下らしいです。

船の船体と同じ構造だとか?

豊臣秀吉寄進か~。

マジで古いな。


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下から境内を見上げたところ。

うっわ、すっげ急勾配……。

ちなみに島の反対側へはいけません。

本当、絶壁島だな。


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拝観を終えて、再び船へ。


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近江今津駅で輪行撤収することにした。


本当は自走で帰るつもりだったのだが、実はこの日夕方から大事な用事があるのだ。

夕方までに帰れると思ってたのだが、例の「世にも奇妙な交通事故」のせいで船便一本遅れたので、自走で間に合いそうもなくなった。


やむを得んな。



しかし敦賀発の列車が線路のトラブルで発車が遅れた。

1時間ほど待たされその後、新快速姫路行きに乗って大阪高槻まで。

道中、琵琶湖沿いを気持ちよさげに走るローディトレインを何組も見かけた。


ちぃ、走りたかったな、湖岸沿い。

まあ、次の札所も琵琶湖だから、まあいいか。


高槻に着いたが時間がない。

そこから自走で直接、用事のあるツレの家に向かった。


10_27距離

本日の走行距離。

う~ん、往復したかったけど、しゃあないね。


実は今日の夕方――かつて苦楽をともにした、CS3200が復活するのだ。

こればかりは外せない用事なので、何としても時間までに帰らなくてはならなかった。


詳しいことは次の話で。


次回へ続く――


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