第三十七話、自転車通勤のススメ、その2
実際に自転車通勤を始めるにあたって、車種の選定は非常に重要。
その後の自転車ライフを大きく左右してしまうものだ。
実はクロスバイクを購入すると、後でロードバイクが欲しくなることが多い。
だったらいきなりロードバイクを買って通勤すればいいじゃないか――
と言う人もいますが話はそう単純ではない。
最初にロードバイクを買って、後になって通勤用にクロスバイクを購入する人が案外多かったりする。
高級車のロードバイクを長時間駐輪して置くのが不安になり、気軽に駐輪できて、お手ごろ価格で、ソコソコ走るクロスバイクは通勤にうってつけだからだ。
それと、最初にロードバイクを買うにしても、何が良いのか? どう良いのか? 自分のポジションは? 走力は? 持久力は?
と、右も左もわからないままでは、自分の用途に合う車種をベストチョイスできるものではないし、スペックを見ても価値がわからない。
だから入門用としてクロスバイクはお手ごろなのだ。
ロードバイクは「安物買いの銭失い」になりやすいので、適当に選ばない方がいい。
だから、とりあえず距離を乗り込み自分の趣味志向を見定めてから、もっと上等な車種を選んだ方がいい。
というわけで、私がオススメのクロスバイクを列挙してみようと思います。
(と、いうか私の欲しい車種)
――注意事項――
以下のラインナップはオモックソ、個人的な主観と偏見、によるチョイスです。
苦情を寄せられても責任持てませんので、参考程度と思ってください。
判断基準は、
・初心者向き
・通勤向き
・値段がリーズナブル
・スペック
・乗りやすさ
・タイヤサイズ 700x28 ~ 35c (太すぎても、細すぎてもダメ)
・フロントトリプルギア(坂道もこなせる前提なので、シングルは除外)
を、私の脳内CPUで判定していますので、純粋な煩悩のカタマリ(?)だったりします。
(注)実売価格はネットや在庫処分品など、私が見かけたことのある特価金額と、店頭で普段よく見る価格なので、いつもこの値段というわけではありません。これくらいの価格幅がある、という参考価格です。
なお、税抜価格ですので、実際には消費税がのっかります。
産地:台湾
定価:47,000円
実売:35,000円~45,000円くらい? (2008年から対面販売になるので、今後は安くならないかも)
コレのコストパフォーマンスには、誰も勝てないんじゃなかろうか?
タイヤも 700x28c で高速巡航向きだし、車重も10.9kgと軽量なので坂にも強い。
乗った感触はフラットバーロードに近く、脚力次第では安いロードバイクより走る。
タイヤ細めなので、歩道の段差でガツガツやるのは向いていない、軽さを生かして車道をカッ飛ばそう。
正直、この値段で、このスペックはアリエナイ。中途半端に 2~3万の自転車を買う予算があるなら、もうひと頑張りしてコレ買った方が後で後悔しない。
ただし、サイズ合わせは若干シビア目になるらしく、無理して体格に合わないサイズには乗らない方がいい。
それとホイールが細めなので体重が重すぎる人の場合、半年に一回くらいのペースでダメになることもあるらしい。大体の目安で、85kgを越えると乗り方に気をつけた方がいい。
(某暴輪団の若頭に聞いた現場の声)
産地:アメリカ
定価:75,000円
実売:55,000円~75,000円くらい?
クロスバイクのパイオニア的存在でロングヒット。
性能はフラットバーロードに近く、かなり走る。
ただギア比がロードの構成に近いので貧脚だと激坂で苦しむかもしれないが、車重は軽いのでそれほど深刻な問題ではない。
チトお値段が高めだが、フラットバーロードと考えれば妥当な値段。
カラーバリエーションも豊富でデザインも良い。
産地:カンバンはカナダのアパレルブランド。中身は日本企業が台湾に製造委託。
定価:49,000円
実売:40,000円~45,000円くらい?
カラーリングが豊富で初心者でも乗りやすく、オシャレなデザインなので特に女性に人気らしい。
一部の噂では男は乗ってはいけないとも。
「フロント 42-34-24T」 × 「リア 11-32T」 と軽くてワイドレシオ、脚力に自信のない人でも乗りこなせる。
ちなみに同じルイガノの他車種でフロントシングルギアのものは街乗りはこなせるが、坂に弱いのであまりオススメしない。
・08BIANCHI Viale
産地:イタリア
定価:60,000円
実売:不明(私の立ち寄るお店にあまり実車を置いてない)
フラットバーロードで、「リア12-25T」だが、フロント「42-32-22T」なので軽い。
タイヤも 700x28c なので、高速巡航向き。
ビアンキらしく伝統のチェレステカラーのみ。
好みの分かれるトコロだが、この色がビアンキのトレードマークなので、これ以外の色は邪道。
産地:アメリカ(生産は台湾か?)
定価:72,000円
実売:TREKは代理店の対面販売しかしないので、あまり安売りは見かけない。
タイヤ 700x32c と太すぎず細すぎず、なかなか微妙なトコロを衝いている。
速く走るのと、太目のタイヤを両立したい人にはいいかもしれない。
TREKはトップレベルの技術とブランド。カラーリングも豊富だし、バランスよくまとまってる堅実なバイクだと思う。
ただお値段がチト高め。ブランド料か?
・08SCOTT SUB30 CLASSIC
産地:スイス
定価:63,000円
実売:不明
タイヤ 700x32c と太すぎず細すぎずなので無難。
ギア比もワイドレシオで坂もこなせるし、車重11.5kgとソコソコ。
産地:イタリア
定価:52,290円
実売:不明
タイヤ 700x28c と高速巡航向き。
ギア比もワイドレシオで坂もこなせる。
ジオスブルーが売り。
産地:アメリカ
定価:60,000円
実売:不明(現品特価を見たことがない)
あまり見かけないので、どちらかというとマイナーイメージだが、通の評判は悪くない。
クロモリフレームなので、パイプが細く美しい。
クロスバイクとしては標準的なスペック。
産地:台湾
定価:59,800円
実売:不明
ギア比をコンポを見る限り、フラットバーロードだろう。
スペックはSirrusに近いが、コンポグレードを落として値段を下げた感じだろうか。
車重も軽いし、モノとしては結構走ると思う。
・ミヤタ トライクロス (アクティブサイクル・シリーズ)
産地:国産?
定価:44800円
実売:37000円~44000円
意外な伏兵、値段は安めだが案外走る。
ギアも標準的なクロスバイクと同等。
タイヤも 700x28c と高速巡航向き。
重量はソコソコなので、坂はそれなり。
産地:ドイツ
定価:58,000円
実売:不明
ドイツ製はちょっと無骨だが造りがしっかりしてる。
クロスバイクらしいギア構成だが、「リア11-32T」なのでワイドレシオ。
タイヤは 700x35cなので車道・歩道・段差に強い。
重量はソコソコなので、坂はそれなり。
産地:アメリカ
定価:59,000円
実売:不明
悪くない、堅実にまとまってる。
クロスバイクらしいギア構成で、「リア11-32T」なのでワイドレシオ。
タイヤも 700x28c と高速巡航向き。
ただアルミフォークなのが、ちょっと固いかも。
タイヤは、700x 28~35c の範囲で絞り込んでいるので、これ以外の選択肢もあります。
用途が通勤なので、あまり高級な車種は除外。
他にも色々ありますが、数え上げるとキリがないので。
次回は自転車通勤時の服装