男性 女性がそれぞれ違う厄年


 よくある 質問の中で 厄年に関するご相談が多くあるんですよ。

 もともと この厄年って?何?って思われる方が多いと思います。実際に 迎えた歳どのように言い伝えもわからないまま 恐れや不安だけが先に立って 本当の意味を知らない日本人が多いのではないでしょうか?

 この厄年 昔 おじいちゃんおばあちゃんが居る世帯や田舎では 色々な言い伝えの中で厄年は病気やケガ、災難に遭いやすい年なので、引っ越しや新築、婚礼などは避けるべきかといった悩みを聞くことがある。

 厄年とは決まった年齢に災いに巡り合いやすい、難を受けやすいという考え方で、男性の場合は数え年で25歳と42歳、女性は19歳と33歳とされている。

 この男25歳42歳、女19歳33歳という厄年について、古典や史書を調べても、その起源がはっきりしない。

 そもそも厄年の考え方は中国から伝えられてきたとされ、ものの本によると「道教や陰陽五行思想にその起源が求められる」と書いてあるのだが、私が知る限り老子にも荘子にも関係がありそうな諸子百家の中に、日本の厄年に繋がりそうな記述が不透明なんでいつからどのようにと言うのはハッキリわからない。

 後漢末期、西暦200年ほどに書かれた古代中国の医学書「傷寒論」の序文と思われる。そこには「上以療君親之疾、下以救貧賤之厄」と記されていて、意味は「裕福な人の場合は病を治療するだけで事足りるが、貧困にあえぐ人には病だけでなく苦しみそのものを救ってあげなさい」というものである。 まさに「医は仁術」な内容だが、この厄もあくまでも貧しさによる苦しみである。

 しかし、厄年でいわれる25歳や42歳という年齢については、西暦1155年に編纂された医学書「黄帝内径」にその記述が見られる。といっても医学書であるからして、傷病に掛かりやすい年齢として注意喚起をしているだけである。25歳は身体と精神が最も良好で結婚の適応年齢であり、42歳は老齢に差し掛かり、かつ人生において多忙時であり健康の変わり目でもあるため養生しなさいよ。というようなことが医学的な見地から記述されている。


 
 日本における厄年の歴史

 はっきりと厄年という言葉でその概念が出現するのは、その後ぐっと歴史が下がって、1700年代に発行された「和漢三才図会」と「石燕雑記」であろう。和漢三才図会とは、1712年に寺島良安によって編纂された百科事典で、その中に「今の俗男女厄を分つ、その拠るところを知らず。男四十二を大厄とし、その前年を前厄といい、翌年を跳厄(はねやく)といい、前後三年を忌む」と記述されている。また1750年に鳥山石燕という浮世絵師が考察を残した「石燕雑記」の中には、「男の本厄25歳と42歳は、フグとシニの語呂合わせ」との記述が見える。




 ●厄除けは寺院、厄祓いは神社。江戸時代は厄年に新築・増築はよし、引越しは禁忌

 江戸時代後期に「厄除け」の祈願を寺社ですることが大流行し、新たな宗教行事として定着したと言われている。宗教的な立場の棲み分けが必要となり、そこでもともと「死穢」を担当し死者の回向をしていた寺院は葬儀を行い、「産穢」を担当することになった神社はお七夜のお祓いや結婚式などを受け持ち、厄年にもおよび、寺院の「厄除け」と同じ様に、神社でも身に纏ってしまった厄を祓い清めるという「厄祓い」が行われるようになったのである。

 厄落としとは簡単に言えば庶民の知恵によるゲン担ぎのようなもので、各地に残された古くからの文献、伝承や民話等から厄年に関する痕跡を拾い集めていくと、実に多くの人々がさまざまな厄落としを行っていたことがわかるんですよ。

 1.役に着くことで厄を逃れる群
  ①祭りやおめでたい事に参与する。
  ②町村の行事で重要な役を担う。

 2.捨てることで難を逃れる群
  ①身に付けた物を捨てる。
  ②縁起物や金品を撒く。

 3.他人に善行を施して難を逃れる群
  ①祝儀や物を配る。
  ②人を招いて振る舞う。
  ③厄年の者同士で祝い合う。

 4.縁起物や貰い物を身につけて難を逃れる群
  ①赤い色のものを身につける。
  ②親や子、親類から身につけるものをもらう。

 5.新しくすることで難を逃れる群
  ①年重ね・年直しをする。
  ②新築、増築を行う。

この年重ね・年直しというのは、2月1日にもう一度正月祝いをして、厄年を1ヶ月で終わらせてしまおうということで、厄落としの中ではかなりの大技と言えるだろう。




 

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   8日 新月一斉無料ヒーリング(水)  12:21 牡牛座♉
  
  23日 満月一斉無料ヒーリング(木)  22:52 射手座♐ 

令和6年
 6月

   6日  新月一斉無料ヒーリング(木)  21:37 双子座♊

    7日  美保神社 七日恵比寿
 
    21日  夏至 有料ヒーリング

   22日  満月一斉無料ヒーリング(土)  10:07 山羊座♑ 

  6月末日  大祓い 遠隔修祓

 7月

   6日  新月一斉無料ヒーリング(土)  7:57 蟹座♋

    7日  美保神社 七日恵比寿

12日  14時より 蛇窪神社にて
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 7月13~14日 七夕マルシェ 10:00~15:00

   21日  満月一斉無料ヒーリング(日)  19:16 山羊座♑






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 3、こちらへ到着便など お待ち合わせ・巡るコースのご要望をお伺いしコースや時間の調整  【御利用人数1~3まで】それ以上となりますと 別途車を手配致しますの車代をプラス事になります。

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   【参考までに】  しまね観光ナビ 古事記の神話



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