今の今まで、ブログで私が精神疾患鬱病を患い、そして労災の申請をしていることは伏せてきました。

今日は、モルモン書も教会も何も関せず。
私が働いてきた環境によって患ってしまった鬱病と労災の申請。
本日、その申請が認定されたことを書き出していきたいと思います。

何度かに分けて書きたいと思います。
調子が良い時と悪い時の落差が激しいので、ご理解のほどよろしくお願いします。

現在、精神疾患を抱えている方は日本で350万人を越すと言われています。
厚生労働省は、この事態を重く受け止め自殺防止対策や職場環境でのメンタルヘルスケアなどかなり前から対策をしてきました。

しかし、改善されることは少なく電通のような過剰残業による自殺者が最近ではありました。
少なくともそれは、大手の有名な会社で起きた事件であり、中小企業でもこの事態は悪化の一方であります。

鬱病=すぐ自殺という固定観念がありますが、決してそうでもなく、鬱病という精神疾患は誰にでもなる可能性があります。

その多くは、ストレスによるものです。
それは仕事や家庭、環境によりそのストレスの受け方は様々です。
それに、なりやすい体質という人がいます。
それは、日本人にありがちな生真面目さ。
これは日本人の逆に良いところでもあり、しかしその生真面目さがストレスを受けやすい状態を作り出してしまう事もあります。

私の場合で書いていきます。
これから、申請される方や思い当たる節がある方に届く事を願って。

私は、現在休職中でそれは今年の2月から在籍しているが仕事は欠勤している状態です。
職業は、ガソリンスタンド店員で主任でした。2015年5月に入社しました。
実はこの会社には、以前にも務めていたこともあり、自分ではとてもやりがいのある仕事であり、そこで働くことに私は誇りを持っていました。
なので、入社してすぐに特に新しく身に付ける必要のある教育もありませんでしたし、実際にも卒なく仕事はこなせていた方だと思います。

しかし、以前からも感じていたことではありましたが残業が異常に多いということです。
労災の認定の基準となるハードルは時間外が月に100時間を超えている事ですが、私の務めた会社ではデータ上80時間は超えていませんが、私はスケジュール帳に毎日勤務した時間を記入して、持っていました。
すると実際には、120時間近くの時間外をしていました。
まずこの点においては、もし精神疾患を患っているならば労災の認定基準を満たしている事になります。
しかし、データ上では80時間残りの40時間はサービス残業です。
それを証明しているのは、一方的に私が提示したスケジュール帳のみです。
もちろん会社にはそんな証拠は存在しませんし、あれば法令違反なので即改ざんしています。
私の場合、現場を監督するという立場上休憩時間を取れないことが多くありました。
休憩時間を取れなかった日も、スケジュール帳に書いてありました。

去年の丁度8月ごろです。
私は、最近眠れないということを仕事の同僚に漏らしていました。そしてそれは、単に眠れないというだけではなく、身体に変化がありました。
それは、止まらない鼻血でした。
1日におそらく1リットル以上は流れたのではないかと思います。
止血に使った紙はゴミ袋いっぱいになり、ゴミ袋にもたくさん血が付き私は軽い貧血になり動けなくなりました。

最初私は、ただ最近疲れが溜まっているだけだと思っていました。
それに、人員不足が深刻でただ日々スタンドを回すことだけに集中して、売り上げも落とさずを考えていました。
いつもより疲労感が高いというだけだと、感じていました。
というのも、実際私は北海道士別市にある店舗の責任者で名寄市から通勤していました。
そして、名寄市の店舗の責任者が手術が必要な病にかかり、私が代行として名寄市の店舗にシフトで入る事になりました。
その間は1ヶ月間で8月です。
しかし、士別市の店舗の売り上げも落とさないように気を払い休日返上で士別市の店舗に施設管理等をしに行きました。

人員不足が深刻であることは、どこの業界においても今は言えることと思います。
繁盛期ですので、シフトに入る人達も普段よりは多くしたいところを逆に名寄市の責任者がいない、人が辞めて行く、そんな中でしたので1人あたりの仕事量が増え続けました。

当然、私への仕事量のしわ寄せは多くなり遂に寝ることが出来なくなり、疲労は抜けなくなりました。
そして、正常な判断が出来ない状態が続き、イライラしたり、急に悲壮感に駆られたり、同僚に当たるようにもなっていました。

そんな中、名寄市の店舗の責任者が戻ってきた事により私は士別市の店舗へ戻る事になり、多少仕事量は減りましたが、もう自分の身体はその時に悲鳴をあげ鬱病になっていたのだと思います。

10月になり、私は相談をしました。
というのは、もともと以前の働いていた環境で適応障害という軽い精神疾患を患っていました。しかし、私自身通院を続け、寛解したと思っていたのですが、どうやら違うということを当時の直属の上司へ相談しましたが、話を信じてもらえませんでした。
再入社する際に、適応障害であることは伝えてあったのでここで私が鬱病なっていようが、会社の人員へのケアが十分でなかった事が言えます。

そして、11月。
私は思い切り、また心療内科を受診する事にしました。
するとドクターの答えは、前より酷い、鬱病という診断を下しました。
私はその時に、診断書は貰いませんでした。
直属の上司には一度相談して、相手にされなかったからです。
ただし、薬を貰いますので十分自分が今どういう状況かわかると判断しました。
毎日が苦痛でした。
疲労が抜けない、寝られない、イライラする…
ご飯も喉を通らなくなる。食べたら吐き出してしまう。過呼吸になる。

来たる12月。
私は、責任者会議への出席のため本社へ行く事になりました。
その時に思い切って、さらに上の上司へ相談をしようと思いました。
ただし、その時には診断書は持って行かず、今服用している薬の表を貰っていたので、それを持って行きました。
切実に語りかけました。
人員不足が深刻過ぎて、仕事量が自分のキャパを越えている。
身体に起きている変化。
そして、薬の表の提示。
そこまでの説明を終え、上司からの言葉に耳を疑いました。
『結局どうして欲しいの?』
言葉が詰まりました。
だって、どうして欲しいのかも言っていて自分の病状まで伝えています。
もう、全てがどうでもよくなりました。
可愛がっていた後輩を虐めたり、車で暴走したり、自分なんか死ねばいいと思いました。

もうこの会社には、私を助けてくれる人はいないという事がわかりました。
同僚やバイトは凄く心配してくれます。
とても嬉しかった。
それだけが唯一、仕事場にいられる理由でした。

運命の1月。
年明け、2週間ほど過ぎた時でしょうか。
上司たちが店舗へやってきました。
なぜにやってきたのか、それは私が行き過ぎた後輩への虐めが原因でした。
その後輩を、私は精神的に追い込んでいたのです。私は、自分がされたことを後輩にしてしまったことに混乱してしまいました。
私は、それはリアルに頭の中に描かれ自分が誰なのかわからなくなり、仕事場に行き、立つこともままならず、歩いていてもフラフラしていて、車に轢かれそうになったり。
ついに、ようやく上司から病院へ行き診断書を貰ってきて欲しいと言われました。

精神的な疾患にかかると、正常な判断が出来なくなります。
しかし、一緒にいた同僚やバイトは会社の対応が遅いことに憤りを感じていたようで、私に労災の申請することを勧めました。
私は、実際精神疾患での労災の申請というのが理解出来ませんでした。
労災って業務上での怪我とかだけだと思っていたのです。
実際、労災の認定というのは怪我をしていればわかりやすいわけです。
でも精神疾患なんて、業務上かなんて判断に困難を極めます。
だって、ストレスなんて色々なところで発生して、原因が仕事だけとは限らないからです。
しかし、厚生労働省によるところ精神疾患での労災認定というのは決して多くはないものの、確実に調査をし、証拠を集め、業務上によるものかを判断します。

先に書いたように、ある基準に沿って調査は行われます。
まずは、時間外が100時間以上であったかということが前提にあります。
これは、なんの基準なのかよくわかりませんが誰もが精神疾患になりやすい環境であったか?ということだそうです。
他にも基準等ありますが、本日はここまでにしておきます。