底抜けに楽しいゴスペルディレクターSoul-Jam!吉田英樹のバラエティーブログ -3ページ目

Soul-Jam! Presents Live vol.27〜レビュー#1

Soul-Jam! Presents Live vol.27


 Nari

Soul-Jam!きっての老舗クワイア【D.O.T.S.】のオリジナルメンバーであり、現在仕事の都合でお休み中であるがリーダーとしてメンバーを引っ張っていた時期もある。


2年前にソロ活動に切り替えて前回はデビュー戦であったが、表現力溢れるパフォーマンスを見せてくれた。前回はワンオクのレパートリーに挑戦、ただ今回はさらに難曲だ。


Nariのyoutube映像はこちら






  1. Just The Way You Are

このタイトルを聞くとビリー・ジョエルの代表曲を思い出すが、それとは同名異曲、今をときめくブルーノ・マースのヒット曲である。Uptown Funk以降80'sFunk、ダンスナンバーのイメージが先行しているが、初期の頃はシンガーソングライター的な作品が中心であった。サビの音域が女性キーか?という程高くて非常に難易度が高い。


Nariは元々高い声を出す資質を持っていたが、さすがにこのレンジはボイトレをやる以前では到底無理であった。ここ最近特に息のコントロールをするように指南したらかなり楽に歌うようになって来た。


映像は機材トラブルもあって途中からになるが、なかなかいい感じで歌えている。


  1. 燦燦

もう一曲は昨年放映されたNHKの連ドラ【ちむどんどん】の主題歌となった三浦大知の『燦燦』。これは一風変わった曲で、一番の途中で全音転調するという掟破りのような構成、まるで途中で別の曲にすり替わったのでは?と思うような連ドラのテーマらしからぬ曲。前回malicoが挑戦したが、女性が歌うにはレンジが広すぎた。


冒頭は低いレンジが続き転調あたりから少し高くなって、前曲程では無いがサビではかなり高くなる。レンジが広い分難易度もそれなりに高い。ただこれもいい感じに仕上がった。前回のパフォーマンスよりは地味にはなったが、スキルは確実にアップしている。


次回がまた楽しみだ。


ps. 

Nariはこのライブの1週間後、なんと東京マラソンに挑戦!見事4時間半強で完走したという。昨年末ぐらいから20kmを走ってからレッスンに来るという努力が実った形、アラ50での挑戦はなかなか厳しかったと思うが、完走おめでとう!


そしてお疲れさま