Soul-Jam! Presents Live vol.26〜レビュー#3 | 底抜けに楽しいゴスペルディレクターSoul-Jam!吉田英樹のバラエティーブログ

Soul-Jam! Presents Live vol.26〜レビュー#3


Soul-Jam! Presents Live vol.26〜レビュー#3



Soul-Jam! Presents Liveも26回目を迎えた。年に2回開催しているが以前ハードルが高かったかった回があり、このコロナ禍で中止になったことが一回、この2回分を数えるとスタートして14年になるわけだ。



③ Nari


NariはSoul-Jam!最古のChoir である【D.O.T.S.】
(以下DOTS)の初期メンバー。じゅんじゅんと共にDOTS を支えて来たが、2年程前から仕事の関係でレッスンに全く来れなくなり、その代わりに個人レッスンを受け始めた。実は前回も出演を期待していたが、本人は満を持してから挑戦したかったようで回避することに。ということで今回ソロデビュー戦なのだ。

3-1. A Thousand Miles


Vanessa Carltonの20年程前のヒット曲。One OK Rock(通称ワンオク)が横浜アリーナでのライブでカバーしたアコースティックバージョンを参考にした。これはyoutube にアップされている。Nariは元々話す声も高くて、一般的な男子よりも高い音域で歌うことが出来た。ただワンオクは男性としてはかなりキーが高いことに加え、この原曲を歌っているのが女子なのに原キーで歌っていることもあり非常にハードルが高かった。練習を始めて1年、数ヶ月前までは厳しかったが、発声の進化に加え発音やそれに伴う口腔のスペースの使い方を覚えて来たら急激にスキルアップ、本人も結構自信持って歌えるようになった。

この曲はTFのシンリがギターで参加、小畑とのコンビネーションもかなりいい感じで、Nariは予想通り余りストレスも無くいい感じで歌えたようだ。

3-2. ツバメ


私は元々邦楽を聴かなった事に加え、ここ10年ぐらいは全くTVを見なくなったこともあって最近の日本のアーティスト事情に疎い。生徒さんが持って来なければほとんど知らない。

この曲は【YOASOBI】の曲で、東京スカパラダイス(以下スカパラ)がカバーしたバージョンを参考にしたようだ。このバージョンは某吹奏楽部とのコラボで50名ぐらいで演奏していて、それもスカビートにのせてやっているので、小畑がどんなピアノを弾くのか楽しみでもあったが、スカビートの部分はホントにスカで弾いていた(笑)。どんな曲もピアノ一本で表現してしまう小畑にはホントに恐れ入る。

肝心のパフォーマンス、Nariは歌詞の内容を身体で表現しながらお客さんにアピール。日本語という事もあり、伸び伸びと歌っていた。デビュー戦とは思えない堂々としたパフォーマンスであった。今後がまた非常に楽しみである。

ps.
Nariは12/11(日)開催予定のSoul-Jam! Gospel Xmas Live 2022にD.O.T.S.のゲストとして参加することになった。

こちらも乞うご期待を!