こんにちは。
今日は１日専業主夫DAYの中村です。
妻が暫くはかなり仕事が忙しくなるのでしっかりサポートすべく今日は朝から
洗濯→娘と遊ぶ→娘と買い物→グネてベビーカー乗らずで抱っこして買い物→滝汗かいて帰宅→シャワー入れようとしたら巨大な💩→綺麗に拭いてシャワー→お昼ごはんの支度←イマココ。
メチャクチャ暑くて片手に買い物荷物、ベビーカー、片手に12キロの娘を抱いてなかなか大変でしたが楽しいです。
と言うかこうした親としての経験をさせて貰って本当にありがとうと言う感じです。
『パパぁ！パパぁ！パパパパパパ…』とか
『ダディー！ダディーパピー！！ラビュー！』
とか言ってくれる娘がかわいくて仕方ありません(笑)
会社の経営者として、音楽家として日々考えねばならないことも山盛りあるしやることも多いですがここまで『しんどい』とか『つらい』と思ったことは１度もありません。
好きなことを仕事にし、それでそれなりに稼いでいるので何の不満もあるわけが有りません。
先日、久しぶりに『中村先生の弟子にしてください』
と19歳の若者が体験レッスンに現れました。
プロのスタジオギタリストを目指しているとの事でしたが、彼からの質問に
※どうやったらプロになれますか？
と言う質問がありました。
答えは『やれ。ひたすらやれ。基礎練習を誰もが出来ないほどの時間を投下してひたすらやれ』
のみです。
彼にもそう伝えました。
細かいテクニックなんか後でどうにでもなります。
一番センスがないのが直ぐ速弾きとかスラッピング奏法などをやりたがる人。
その道を極めるのであれば全く問題ありませんが、仕事人としてスタジオギタリストを目指すならそんなことは後回しの後回し。
まずは正確無比なフィンガリング、コード・ワーク、初見能力、リズムトレーニング、音楽理論の理解が必要です。
そしてこれらの事は誰でも時間をかければ一定以上のレベルに到達可能な事ばかりです。
歌でもギターでも上達しない人の特徴は基礎をすっ飛ばして自分のやりたいことをやる人。
あとは素直さがなく頑固。
と言う感じです。
要は『マインド』が最重要
それがこの世界での成功の可否を握っています。
芸事とは遊び、娯楽の延長でありそれを変態的なレベルまで磨きあげた人間がプロとなります。
楽しそうだから、とか普通の仕事したくないからなどと言うマインドで始めた人はなかなか難しい世界です。
…ちなみに中村は普通のリーマンが無理だったので消去法で音楽家となりました(笑)
お前はなんやねん…
と言われそうですが、僕の場合はその道に入ってからのマインドが違いました。
元々要領がよく、最低限の努力で結果を出すのが幼児期より得意だったのが、音楽の世界に入ってからはそれが通用しないことに早い段階で気付きました。
そこで取った方法が
『圧倒的時間の投下』
です。
時間だけはあった20代。
全ての可処分時間をギターに費やしました。
その結果、幸運にもギタリストとして当初の自分が思い描いていたのより何倍も素晴らしい人生となっています。
『負けたくない、バカにしたやつを必ず見下し返してゲシゲシやってやる』
と言う怨念、怒りの気持ちもありました(笑)
が、それはこうした１つのことに取り組むには良いマインドかもと思います。
コツコツコツコツコツコツコツコツと日々練習と努力を積み上げ、周りから見たら一見すごい才能に見えかねない『スキル』を手にしました。
前にも書きましたがこれは才能ではなくスキルです。
一流のイタリアンシェフが感覚でピザを最高の加減で焼けるのと同じ。
宇宙的な反復の繰り返しでゲットした単なるスキルです。
皆宇宙的な反復レベルの練習しません。
なのでそこを狂ったレベルで積み上げられる人が最強なのです。
そしてこれは若いうちにしか出来ません。
これも以前書きましたが、40代過ぎて命削って練習するのはかなり厳しい。
相当辛抱強くやってきた自分が言うので間違いありません。
なので若いうちにどれだけ正しい方向にキチガイレベルの努力を出来るかで40代以降の人生がほぼ確定します。
先日現れた弟子希望の子はここまで話したら『ちょっと難しそうなのでやめておきます』
と言って帰りました(笑)
非常に正しい判断！！
こんな狂った世界に踏み込む前に自分を客観的に見れた彼は素晴らしい。
しかし、その宇宙的な反復レベルの努力を積めた人はこの世に生を受けて本当に良かった！
と言う経験が出来ます。
どういう人生を選択するかはその人次第。
わが娘がどういう人生を楽しむのかも彼女次第。
まぁ我々夫婦を見ていたらマトモにはならないでしょうが…
とにかく娘には自分の信ずる道を進んで欲しいし、それが可能な環境だけは与えられるようにしたいと思います。
こんな長い文章を最後まで読んだあなた…
もしかして中村のファンでさね？(笑)
ありがとうございます😄
今後もたまに更新しますのでまた読んで頂ければ幸いです。