皆様は、マズローの欲求5段階説というものを聞いたことはありますか。私は、不確かな記憶ですが、中学生の保健体育の授業で出会ったように思います。

簡単に、マズローの欲求5段階説とは、米国の心理学者アブラハム・マズローが、『人間は段階的に、①生理的欲求→②安全欲求→③社会的欲求→④承認欲求→⑤自己実現欲求 を満たしながら成長していく』と説いたものです💡

※以下、私なりの解釈も入ってしまっているかもしれませんがご了承下さい。
① 生理的欲求:食欲など、本能的な欲求を指します。

 

② 安全欲求:①が満たされると、それが継続するように先を見据え、対策を講ずることで身の安全を確保しようとする欲求です。(急に人間らしくなりますね😆)

 

③ 社会的欲求:自分は大丈夫!という状態になれば、他者との関わりを持とうとします。

 

④ 承認欲求:他者との関わりの中で他人と自分を比較したり、自分の弱さを知ることで、他者から認められたいという欲求が湧きます。

 

⑤ 自己実現欲求:そしてその後に行きつく欲求が「自己実現」で、他者からの評価や常識抜きに、自分らしく生きたいという欲求を満たそうとします。

私たちは今、大変ありがたいことに、満足に食べることもままならなかった時代を経て、非常に便利で豊かな時代に生きています。このような時代の流れに伴い、⑤自己実現へ向かおうとしている方、実際に自己実現を果たした方がどんどん増えているのではないでしょうか✨

そして逆に言えば、こういう時代に生を受けた以上、⑤自己実現に向かおうとしなければ、人生を棒に振ってしまい兼ねないと、最近私は思っています。

私自身、キャリアの方向を大きく転換する経験を持ちますが、自己実現を達成するためのポイントは、大きく3つあると考えました。

Ⅰ. 常識や損得勘定を抜きに、自分が本当にやりたいこと(自分のありのままの個性そのものを活かせること)が何であるかを、根気よく探す


Ⅱ. 自分の内側や他人からの反対意見によって生じる恐怖心に打ち克つ
 

Ⅲ. いざチャンスが目の前に来た時に、尻込みせず、流れに乗る


Ⅰ.は、まず最初に通らなければならない関門ですね💡
私も、自分が好きなものや嫌いなもの、これまでの楽しかった経験や辛かった経験を一つずつノートに書き出して整理したり、自分がストレスを感じる対象を突き止めたりと、とにかく自分と向き合い、自分の個性を研究しました。
 

本質を見失わないよう、時にはマクロな視点で捉えることが大切ですが、具体的に選択できるレベルに落とし込む作業も必要です。誰も答えを知らないので、答え自体を誰かに教えてもらうことはできません。

自分なりに色々な行動をしてみても、自己実現へ直進しているのか、今は寄り道をしているのか、その時点ではいまいちよく分かりませんので、果たして納得のいく答えに辿り着けるのだろうか…と疑いや不安が生じるときもありました😟💦

ですが、「自己実現」という漠然とした課題に取り組む以上、こんなことして意味があるのだろうかと、すべてに意味をはっきり見出そうとしてはいけません。“きっと後から、これもあれも必要だったんだ”と思えるに違いないと信じて進むしかないのではないでしょうか💡

日常の忙しさに振り回されながらも根気よく自己と向き合うというのは、決して簡単なことではなく、ましてやその途中で、Ⅱ. (反対意見)がひょこひょこ顔を出してくるので、道の半ばで挫折してしまう場合も少なくないことは容易に想像できますね😅

 

とにかく、結論を急がない根気の良さがポイントの一つだと言えると思います。

今日のところはこの辺で、続きをまた記事にできたらいいなと思っています。ありがとうございました💕