著者 呉清源

出版社 誠文堂新光社

 

呉清源氏の棋譜4局の詳細な解説が掲載されている。

コミなしの碁で白からの仕掛けがかなり急である印象を受ける。

持ち時間はどれも10時間で終盤までかなり難解な碁ばかり。

第4局は黒番の木谷實九段が優勢の碁を比較的わかりやすく押し切っている。

 

囲碁雑誌などでの棋士でのインタビューを読むと、結構な割合で「呉清源全集」で勉強している。 

それだけ呉清源氏の碁は特別なのだろうか。