ちょっとしたサバキの手をコレクションしていきます。
簡単ですぐに役に立つものを選んでいきます。5題ずつに分けます。
1〇白番
下辺の白をさばく前に… 月刊囲碁 1983 8 に掲載
第38期本因坊戦リーグ 黒:淡路修三 八段 白:坂田栄男 九段
https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/30179/?step=25
2〇黒番
後にサバキの種となる手を 「並べるだけで強くなる 虎丸自選自解好局集」に収録
2016年利民杯 黒 芈昱廷九段 白 芝野虎丸二段
https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/254428/?step=30
3〇黒番
周辺が厚くなったので思い切って仕掛けに行きました。
白2とされた場合の黒のサバキは?
月刊囲碁 83年8月号掲載
1983年 第21期十段戦挑戦手合五番勝負第5局
黒:趙治勲 白:加藤正夫
3から5が一例。9までとなればA,Bが見合い。よくあるサバキの筋なので押さえておきたい。
白上から抑えてきてもいかようにもさばける。
実戦は黒突き抜いた。しかも先手。
4〇白番
第12期NHK杯
黒:藤沢秀行 白:坂田栄男
「棋聖秀行の碁2 盛り上がる厚み」に掲載
黒1からの攻めに対して白のサバキは?
5〇黒番
第43期名人戦最終予選
黒:趙治勲 白:芝野虎丸
「虎丸 自選自解好局集」に掲載
↑ 黒1の打ち込み2とボウシされたらどうさばく?
↑3から簡単にさばくことができる
↑実戦は2と下がったが黒aのカミトリが大きく大した地ではない。
この後、黒はあっさりとしのいだ。
これも基本手筋なので総譜で確認。
⇓総譜