どうしても相性が合わない棋風というのがある。

一番、こういった相性の悪さというものが無い棋風は競り合いに持っていく碁だと思っていました。

最初から徹底して接触戦で戦うのです。

 

このやり方にはしかし欠点があります。格下に取りこぼしが無くなる反面、格上に間違って勝つことができないのです。

力の差を前面に押し出す打ち方なので、力負けする相手にはどうしても勝てない。

 

現在はちょっと穏やかな打ち方に収まっています。

2年ほど教わっていた上手には「徹底して読むか、形勢判断をち密に行うか」と言われました。

その方の読みの深さを思い知らされるとやはり形勢判断ということになりますね。

 

精神的にも棋風としても柔軟な打ち方を目指したいと思います。