井山裕太 監修、内藤由起子 著、

池田書店

2020年の出版

 

AI定石と呼ばれる型の解説と井山裕太の実戦を示している。

ただし実戦は序盤に限定しているので、その後の打ち方を見たい分には自分で調べなければならない。

難しい定石を避けていて、簡潔なものを選んでいるので

入門編といったところか。

シマリに対する打ち方、ナダレの簡明型などあまりほかの棋書には見られない型も取り上げている。

 

棋譜が大きく、手順も少なめなので読みやすい。

レイアウトは工夫してあると思う。碁盤がなくても読めて非常にいい。

 

誰でもカンタン!図解で分かる囲碁AI流の打ち方

とかなり似ているが、「誰でもカンタン!図解で分かる囲碁AI流の打ち方」のほうが

プロの実戦譜を中盤まで示していて個人的には此方のほうが好き。

ただしレイアウトはちょっとみにくい。