囲碁雑誌を読むと最近はあまり見かけないが
通信講座の広告記事が掲載されている。
思わせぶりなキャッチコピーで「これさえあれば、おれも簡単に強くなれるかも」と
ちょっと経済的に余裕のある人はぐらッと来てしまうかもしれない
ヤフオクなどでこれら通信講座のテキストが手に入るようになりました。
高段者特訓コースは80ページ弱のテキスト5冊セットで、
内容は悪くないですが市販の書籍にはない極秘中の極秘が書かれているかというとそんなことは全然ない。
おそらくこの通信講座の真の価値は、棋譜を送って添削してもらうことにあると思う。
地方で囲碁棋士となかなか触れ合う機会が無い人にとって貴重な媒体だったと思われる。
いまはネット添削のサービスがいっぱいあるから通信講座の価値は下がったと思います。
まあしかしこういうのを見ていますと
囲碁の強さは金を出してでも手に入れたいですが、実は自分の中に上達のきっかけはあるんじゃないかと思います。
強い人に「詰碁やったら」「ここはこう打ったらよかったんじゃない」などのちょっとしたアドバイスを
活かそうとしているか?という基本的な姿勢です。
今なら棋譜をとってAIや棋士に聞くことだってできます。