自分の最重要課題に「形勢を意識して着手を選ぶ」ことがあります。
プロの先生にずっと指摘され続けてもう2年以上経っていますがなかなかできない(;^ω^)
本当に難しいのです。
二子局黒番。相手はかなり強い7段だが、模様を敷いてくる人。
対模様ほど形勢判断がありがたいものはない。
優勢なのでここで収束したい。
でも実戦ではおとなしく寄せることができない。目算に自信がないので…(;^ω^)
落ち着いて考えれば右の図のように打ってこれで十分。かなり譲ったところで負けはない。
囲わせれば自分の地も固まり、手厚く安全にゴールできる。
しかし実戦は2と突入した。
真ん中の白三子にしたいしても利きがあり厚いし。4のノゾキが利くため生きるのには全然苦労しない。
しかし白は手厚いし、また不利なため思い切ったことができる状況にある。
どんな鬼手が潜んでいるかもしれず、いらん冒険だったのです。
結果は上辺をガラガラにして勝ちましたが、かなり危ない橋を渡りました(;^ω^)

正直なところ、いつもこのパターンなのです。大きくリードしているのを逆転の機会を与えてしまうのです。
プロの棋譜を並べるときも大ヨセ以降は形勢を意識した打ち方になっているはずです。
井山さん、山下さんとかは別にして…
間違いを恐れて打つのではなくて、ちゃんと計算して勝ち切る努力をします。