小目へのカカリを選択するのにどうしたらよいかわからないとのことなので少しまとめてみます。
長くなりそうなので数回に分けます。

小目へのシマリ、カカリは優先度が高い

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小目からのシマリ、あるいは目外しからのシマリでほとんど地になってしまうので江戸時代では特に重要視されていました。

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星からのシマリは最低限隅にはコウが残り、地化するにはもう一手かかります。
そのため、小目のシマリ、カカリは星からのそれらに比べて急がれます。

もっとも最近は星からのコゲイマジマリもずいぶん流行しています💦
プロはいろいろマンネリの打破を試みていますね。

隅に先着している方が有利
ときどき勘違いしている人がいますが、定石は部分的に見ると先着している方が有利にできています。
定石は互角が原則ですが、それは「先着の優位性」を差っ引いて考えられています。

# 当たり前のことなんですが、オッサンでたまにムキになっている人が人がいて困ります(;^ω^)
# だって先着の優位性がなければ、お互いにパスを繰り返してゲームが進まなくなっちゃうでしょーに💦

例えば
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ポピュラーな定石ですが、ときどき
「これはどう見ても黒有利で定石とするのはおかしい」
という人がいますが当たり前なんです。

黒が先着しているので、後からカカった方が
石数が1つ少ない状況で打たねばならず
別れとしては多少不利になります。

隅は4つあり2つずつ占めれば
全体としては部分的な先着の優位は相殺され互角
になるはずです。







ここで大事なのは「部分的な優位」が相殺されるということですね。
言葉を変えると4隅で定石どおりに打つと全くの互角か?といえばそうではないのです。
定石の組み合わせや方向によって全体として差ができるのです。

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