ツイートみてると、今の級位者は詰碁や棋譜並べに取り組んだりすごいストイックだなーと感心します。
でもなかなか棋譜並べで効果を得るのは難しいです。
続けていけば確実に効果はあるのですが、そこに至るまで続けられるかが問題ですね。
で、すこしでも並べる手間を省き、純粋に内容に集中するためのヒントになれば…
- 打ち碁ならべをするコツとしては、次の手を予想しながら並べるということ。
- しかし全くヒントなしではわかるはずもなく、しかも並べるのに数字を探すのも大変なのでなかなか身に付きません。
昔の囲碁雑誌には「次の一手」形式の付録がついているものだった。
「次の一手形式」とは全局的な場面で、文字通り次の一手を当てる問題のこと。
たいていは四者択一形式であるけど、ヒントなしのものもありました。
一局を四者択一で選んで読み進めて行くのですが、初心者でも楽しみながら棋譜並べができる素晴らしい付録でした。
譜分けも細かく、並べるのも苦痛になりません。
↓これは囲碁クラブ(現在の碁ワールドの前身の雑誌)の付録だったもの。
これはNHK囲碁講座の付録。だいたい似たような感じですね。
自分自身、かなり読み込んだし(子供のころお小遣いが少なくて繰り返しやるしかなかった)愛着があって
雑誌本体は捨てても付録は捨てられないな


んで、最後にこういう表がついてて、こども心をくすぐられた
遊び心のある付録がないですね。
最近は「次の一手」問題集が減ってしまいましたが、それでも一定数は存在すると思います。
打ち碁ならべであまり興味がわかなかったり、なかなか効果が上がらない人は
この手の問題集を手に入れてみてはいかがでしょうか?