昨年は前の職場の囲碁部から誘われた囲碁団体戦に出場しましたが
今年は断りました。
朝日の囲碁十傑というやつね。

一日一局を手合いが近い人と全力で打つのがいい。
一日に4、5局打つなんて到底無理です。

夜眠れなくなってしまうので、翌日の仕事に支障が出るし
遊びでやっているのに義務になってしまうのがとても苦痛になる。

現に昨年は大会直後から囲碁を打たなくなりました。打ちたいと全く思わないし、勉強する気にもなれない。
体中が全力で囲碁を拒否している感じになってしまった。

あとはトラブルの多さ。
昨年は何事もなかったのですが、審判長を務める棋士の方は
「アマ同士だと何が起こるかわからない」とあいさつで言ってました。

勝負至上主義になってきているのも不思議な現象です。
世界アマ選手権2位だの県代表経験者だの助っ人を用意するケースも珍しくなくなった。
アマの段位は6段が上限なので、ネット基準の厳しい段位で決めてきても
普通の6段はアマトップとまともに勝負するには4子近くの差があるのは明らか。
もちろんルール上なんの問題もないのだが、
アマタイトルやプロを目指す有名なプレイヤーがこんなところでいきってどうすんの?

ハンデ戦で自己申告というシステムなので、シンプルに過少申告も目につく。

囲碁が衰退しているのはこんなところから来ているのかもしれない。