アマチュア囲碁の段位はかなり崩壊している。
東京から来られた5段の方が名古屋で3段に捻られたりは結構見ている。
自分は4段の頃、伊勢のとある碁会所で4段に全然勝てなかった。
1子差だと何とか勝負になるかもしれないので、やはり1.5~2子ほど辛いのではないか。

地域差もかなりあるし、碁会所によってもかなり違う。
とりあえず名古屋の平均的な碁会所の5段がプロと勝負するには何子必要か
について以前話し合ったことがある。

指導碁は勝つためにやっていないので全然参考にならないのである。

私のライバルの5段氏が一度6子置いて打ったそうだ。
勝つには勝ったが2目差まで追いつめられたそうだ。
しかもプロは酔っていた (シラフじゃこんな遊びに付き合ってくれないわな(;´・ω・))。
彼は通常3子か4子で指導を受けている(3子では話にならないレベルだが)。

というわけで、一応自分としては
指導碁の3子余分に置かなければ勝負にならないという結論です。

ちなみに目碁だともっと差が開くと思います(あっちゃいけないことだけど)。
プロは相手がどんなに格下でも無茶苦茶はやってこないのでどんなへぼでも形になる(してくれる)。
しかし目碁だと力づくで相手を崩壊させれば、効率よくお金を稼げるから色んなことやってくるでしょうね。

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ちなみに、なんでこんなことを書いたかというと、
来週中部総本部のO九段の指導碁予約が取れました。
今から凄い楽しみで、何子にしようかウキウキしながら考えています。

何度か大会の会場や中部総本部などでO九段の指導碁を見学しているのですが
僅かな利きを頼りに、恐ろしい手段を幾つも見ているのですよねえ。

あの恐怖を体験してみたいのです。