「林海峰 名局細解 4」
12巻まで出ているのですが、棋書としては名局細解は究極だと思います。
やっぱり解説が詳しい方が棋譜を並べていて楽しいし上達にも役に立ちます。
林海峰の名局細解を読むと時期によってかなり碁が異なることがわかる。
勝っても負けても早い手順で決まっている時期もあるのだが、
この第4巻は4局ともヨセにかなり力点が置かれている。
あまりよいヨセの棋書はないので、名局細解は大変貴重です。
そしてほんのわずかな利かしや手順の前後で勝負が決まっていることに
囲碁の怖さが垣間見えるのです。
「林海峰 名局細解」は気に入った対局ばかり並べていたのですが
今年は並べていないものも順次片付けていきます。
なんか勉強欲がどんどん強くなっていく。
どうせ夏になるといつもながら負けつづけるので、ひたすら勉強するのも悪くないですね。