高木祥一九段の著作は素晴らしい。

二部構成になっており、第一部はハイライト集、
第二部は詳細な対局の解説になっている。
 
選局と解説が非常によく、
初段あたりの棋力から楽しめる内容だと思う。
7譜以上に譜分けしているので、並べやすいし、解説も読みやすい。
 
この日本棋院の古典名局選集シリーズは高木九段と福井九段が二冊ずつ
書いているが高木九段は読者の理解を助けるための工夫が多く、
福井九段はたくさんの棋譜を見せることを重視しているようだ。
 
私は気に入った棋譜を繰り返して並べるし、解説なしで理解できるほど棋力が高くないので
高木九段の著書は非常にありがたい。
 
大会前なので、じっくり並べます。