先週、格上相手に先の手合いで打ち、逆転で圧勝した。
終局後に随分未練がましいことを言われたが、気分もいいし
何を言われても笑顔でスルーした。
碁は終局までの道のりは長い。
終局まで打ち切るのは相当なエネルギーを要する。
自分は逆転が多い(する方も、される方も)と言われるけど
碁に逆転は無いと思っている。
逆転は無いというのは大げさかもしれないが、要するにラッキーパンチは無いということだ。
見落としが絡んでいたとしても、何かしらの要因はあったはず。
成果を上げるには、それなりに合理的な読みが伴わないといけない。
適当に打って逆転出来る訳ではない。
つまりどこかで、読み勝っているはずなのだ。
ついでに言うと、中高生、お年寄りなどは強い人でも集中力はなかなか続かない。
なるべく手どころの多い局面にして、読み勝負に徹すると
意外に格上相手でも勝てるものだ。
それまでの我慢の積み重ねが必要だが。