「小林流必勝置碁 三子局」読了しました。
執筆は中山典之さん。小林光一さんの著書の執筆は中山さんが務めることが多い。
さきの加藤実戦講座も中山さんの執筆。

中山さんはときに自分の文才を自慢することがあるが、実際にはそれほど面白くない。
「ありゃ、ついに殺し屋の本領発揮ですわい」などと書かれてもねえ(;´・ω・)

ただ実戦解説は難しすぎず、安易すぎずでとても良い。
意外に自分の場合、気に入った本が中山さんの手によるものが多い。

小林流必勝置碁は特に二子局、三子局編が名著だと思っている。
布石の解説もよいが、実戦解説が特に良い。
特に互先よりも置碁の方が、悪手がはっきりとわかるので勉強には良いと思う。

タイトル戦の観戦記など非常に難解なことがあり、読む気が失せることがあるが
ライターにプロの検討をかみ砕いて伝えたり、何が本線か判断する能力が
ないことがよくわかる(ちょっと厳しすぎるかな?)。

今年はこれで29冊目。すべて3回~5回ずつ並べている。
ずっと仕事が忙しくて囲碁が出来なかっただけに
いまはすっかりとキ〇ガイになってやってます。