不調の時に読む本がいくつかある。

一つは「方円新法」。秀甫VS秀和、秀甫VS秀策の十番碁を並べるのがとてもよい。
もう10回ずつは並べている。
とくに秀策の白番が面白い。
白番だから当然遅れているのだけれどもそれでもじっくりと打ち進めるところが特に良い。
置かせ碁で悩んでいる人には是非お勧めしたい。

そして、「棋聖 秀行の碁」である。
現在紛失していて、図書館から借りてきた。とくに5巻はヨセをテーマにしていて面白い。
厚み派にとって厚みをヨセの利得につなげるかは実に重要なテーマである。

自分の厚みの碁を見失っているのでしばらくこの本を読んでみたい。