今週は寝床で「坂田の碁 石の攻め方」を読んでます。
モタレ攻め、絡み攻め の実践例が数多く載っています。
この本は坂田栄男が現役時代の著作物で、
このとき「これからは攻めにも強いと言われたい」と書いている。
月刊囲碁で「厚いは緩いにつながる」と書いていたが、その境地はずっと後で、
現役のときはなんでもやってやろうという気概に満ちていたのですね。
ちなみに私はこの「坂田の碁」シリーズを読むと勝率が下がります。
おそらく坂田先生の真似をして、ギリギリの攻めやシノギをしたがるからだと思います。
アマチュアはバランスをとる方が良いとは思います。
自分は特に厚みを好む、ぬる過ぎるぐらいの棋風なので余計にダメでしょうね。
でもやっぱり坂田の碁には憧れるのです。