昔から
経済成長は絶対善
みたいに語られることが
理解できなかった。
無限に成長する生物なんてない。
一つだけあるとすれば
ガン細胞。
それは やがて宿主を殺して自分も死ぬ。
なんで経済は
無限成長しなければならないんだろう?
最近 こんなふうに考えた。
高いところにお鍋がある。
そこに金貨を1枚投げ入れると
しばらくして2枚になって戻ってくる。
これはすごいぞ!
と、みんなが金貨を投げ入れる。
そして しばらくたって
「返して」と言うと
たいていは増えて戻ってくる。
もっと増やしたくなって
戻ってきた金貨をまたすぐ投げ入れる。
そうやって みんな
自分のお金がたくさん増えた♪
と思っているが
実は お鍋の中には
そんなにたくさんの金貨は入っていない。
入れれば増える(経済成長する)
と みんなが信じているから成り立つシステム・・・。
もし
もうこれ以上は増えない
とみんなが思って
一斉に「返して」って言ったら
大変なことになる。。
だから
ずっと成長し続けていないと
いけないんじゃないか・・・?
今、世界では
実体経済の10倍以上の「投機マネー」が飛び交っているんだとか。。。