今日は29日、肉の日ということで、「焼肉屋」ならやっていけそうと、後輩がいう。
お客さんが勝手に好きなように焼くだけ。仕入れた肉を盛り付けるだけで簡単そうという。
どこで仕入れるの?
え?探せばいいやん。今はネットでなんでも探せる。という。
実は、食べ物屋をするにあたり、大変な作業の「ベスト5」に入るのが、「仕入れ先」の選定。
とにかく「安く」仕入れなければならない。そしてもちろん、「おいしく」なければ、
店舗の継続はない。
近所の肉屋が安くておいしいのを売ってるって?でもね、きっと同じところから仕入れるのは難しいよ。
だからと言って、その肉屋で買ってきて商売していては赤字になるよね。笑。
仕入れ先はほぼみんな秘密にしてるし、仕入れの価格も、販売量やその付き合いによって変わるから基本ヒミツ。
そして仕入れ先とは長い、親戚みたいな付き合いになるから、決めたら、大切にお付き合いした方がいい。
だから、こんなんが仕入れられるという情報、例えば、親戚や知り合いが「卵の白身だけ余ってる」とか、「高級メロンの規格外が手に入る」とか、
特殊な仕入れの情報があれば、それをどうやって商品化するか、考えてから店作りする方が、『焼肉屋したい』とか『焼き鳥屋したい』とか『たこ焼き屋したい』とか、自分がやりたいことより、大切かもと思うよ、わたしは。