前回、ドル建て年金のリターンを簡単に記載しましたが
今回はもう少し詳細を。。。
終身年金でもらう際に受給金額の大きな変動要素が2つあります
①ドル円レート
②生存年齢
①のドル円レートについての将来は分かりませんね
ただ3-5年の短期中期的には金融緩和による円の価値の低下とそれによる財政の悪化の影響が大きく、これにより円の信用低下と金利は上げられない状況が続き、
しばらくは円安傾向は続くのではと思われます
ただし、インフレ物価高から賃金増の流れはできつつあり、これがしっかりと
回りだせば税収増からの財政健全化に向かい、そして金利を上げられる経済状態に
なるのであれば円の信用回復からの円高への巻き戻しという流れになるという
可能性もあるのではないかと思っています
とは言え、少子高齢化による社会保障の増大、日本の国力、経済力の低下を考えると
今の水準よりも極端な円高にはなりにくいのかなとは思っています
②の生存年齢についても当然分かりません・・・
夫婦とも比較的長生き家系というのと現時点では大きな健康問題がないという面では
90歳くらいまでは前提にプランニングの必要はあるかなと思っています
※ただし40歳くらいまでは健康診断でオールAだったのが今ではちょこちょこ悪い数値も出てきちゃっています・・・💦
下記がドル円レートと生存年齢での受給金額のシミュレーションです
一括は税金やリターンや長生きリスクを考えるとないかと思っていますが
参考です(%は支払いに対するリターン率)
当然ながら長生きすればするほど円安になればなるほどリターンは増えます
どうなるか分かりませんがドル円レートに左右される面はあるとしても
終身年金というのは長生きへの担保という点では非常に優秀ですね