創喜先生より直接指導を受け、鑑定士として活動している門下生達によるメール鑑定です。
貴方の本質や悩みの根本原因を見つけ出し、具体的な解決策や考え方のアドバイスを提供します。

鑑定結果を正確に伝えるため、すべての鑑定はメールで行います。

文字数に制限はありませんので、自分の人生と向き合いたい方は、是非ご相談ください。

おひとり様 15,000円(消費税込み)
関係者一人につき+5,000円(消費税込み)

【再鑑定の場合】
おひとり様 10,000円(消費税込み)
関係者一人につき+5,000円(消費税込み)

入金確認後、7日以内に鑑定結果をお送りします。

質問は鑑定結果受け取り後、1週間以内に1回のみとなります。
お申し込み先:https://soukijyuku.main.jp/kantei_form/

数日たってもこちらから連絡がない場合は、お手数ですが下記URLよりお問い合わせください。

お問い合わせ先:https://soukijyuku.main.jp/contact/

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創喜塾では、完全独習の算命学テキストを販売しています。
多くの方に、算命学を理解し人生に活かしていただくことを目的に、低価格で販売しています。
鑑定書のテンプレートも付いていますので、テキストを見ながら鑑定できるようになります。
C・Dコースご購入の方には、数種類の鑑定書テンプレートをお付けします。

ご自身が使いたい占技によって使い分けていただければ幸いです。

なお完全独習となり、質問などお受け出来かねますので、ご承知の上ご購入下さいませ。

 

・六十花甲子の解説とテキストは、メールでPDF形式での送信になります。入金確認後、送信させていただきます。

 

コースのご案内

●基本教材「六十花甲子の解説」2,500円

六十干支の本質と改善策の提示があり、理解しやすい内容になっています。


1.日柱干支番号があなたの本質を語る
2.改善策の読み方
 2-1 干の意味
 2-2 十二支の意味

 

●Aコース 基礎編

※全コース一度にお申込みも可能です。

合計22,000円の一括払い
基礎編で算命学の基本的な知識を学習できます。

 

1、算命学とは?
2、命式表の出し方
3、数理法の出し方
4、陰占命式表の読み方①
5、陰占命式表の読み方②
6、十大主星
7、十二大従星
8、数理法を読む(気図法)
9、数理法を読む(八門法)
10、陽占天中殺
11、十大主星の表出場所による変化
12、十大主星の二連変化(貫索星〜調舒星)
13、十大主星の二連変化(禄存星〜玉堂星)
14、十二支論
15、天中殺理論
16、宿命天中殺
17、適職占い
18、適職占技①
19、適職占技②
20、適職占技③
21、算命学の思考理論
22、極微論・極大論・十大主星の世界
23、日本の暦
24、十大主星世界のまとめ
 

●Bコース  応用編

※全コース一度にお申込みも可能です。

合計25,000円の一括払い

 

1、恋愛占科(出会いから結婚)
2、恋愛占科(夫婦関係)
3、恋愛占科(宇宙盤・陰占、陽占からの相性)
4、貴幼法(子育て法)
5、格法①
6、格法②
7、格法③
8、局法
9、天地法
10、流動占技
11、異常干支
12、陰占命式表に現れる宿命を読む
13、後天運(大運法・年運法)①
14、後天運(大運法・年運法)②
15、後天運補足・六親法
16、体質占技
17、守護神法
18、守護神法「甲」
19、守護神法「乙」
20、守護神法「丙」
21、守護神法「丁」
22、守護神法「戊」
23、守護神法「己」
24、守護神法「庚」
25、守護神法「辛」
26、守護神法「壬」
27、守護神法「癸」

 

●Cコース 奥義・実践編

※お申し込み資格
A・Bコースのテキストを購入した方。(全コース一度にお申込みも可能です。)

合計35,000円の一括払い

 

1、実践鑑定
2、2人同時実践鑑定
3、エネルギーと寿命を照らし合わせた実践鑑定
4、実践鑑定・双子三つ子占技
5、才能占技
6、人生の壁 混在占技
7、異常干支と変剋律大運
8、宇宙盤占い
9、離婚占技
10、起業占技・流体占技
11、秘伝 陽転陰転判定
12、秘伝 宿命の方向を捉える
Cコース特典:日座・日居天中殺

 

●Dコース 実践編

※お申し込み資格
A・Bコースのテキストを購入した方。(全コース一度にお申込みも可能です。)

合計35,000円の一括払い

 

1、陰占命式鑑定手法実況中継➀
2、陰占命式鑑定手法実況中継②
3、陰占命式鑑定手法実況中継③
4、人体星図徹底解剖➀(十大主星の位置と意味・陽占天中殺・十大主星と十二大主星を紐解く)
5、人体星図徹底解剖②(十大主星相互の関係 流動占技・多連変化)
6、人体星図徹底解剖③(陰占と陽占の関わり 器論・親縁)
7、数理法と宇宙盤の読み方①
8、数理法と宇宙盤の読み方②
9、数理法と宇宙盤の読み方③
10、宇宙盤徹底解説

 

お申し込み先:https://soukijyuku.main.jp/text_contact/

HP:https://soukijyuku.main.jp/


2点質問がありメールしました。

1.格法の数が多く、どこからどう理解していけばいいか悩んでいます。
  テキスト順に従化五格玄流八格→……、とステップを踏んで
  理解した方がいいのでしょうか。
2.局法の幸運格以降の、「縦線または横線が○○星か△△星で止まる」
  とはどういう意味でしょうか。

あと、格法・局法のチェックリスト的なものはあったりしますでしょうか?
(もしかして「格・局法早見表」でしょうか)

以上、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

回答

1、格法はなかなか分かりずらいのは事実です。

そのため、鑑定に反映させることがなかなか難しいですね。

他の占技も、おびただしい種類がありますので、見落としたりして鑑定作業に反映させられないことが皆さんの悩みです。

そこで、もっと分かりやすく占技(格法も含む)を理解し、見つけやすいくしていただくために、Dコースを準備中です。

何を手掛かりに占技を探って行けば良いのかを、丁寧に説明して行きますので、希望があればDコースを受講してください。

しかし、格法はある意味慣れですし、格法を適用できる命式もあまり多くありませんので、焦らずにコツコツと勉強されて行くのも一つの方法です。

2、タテ線またはヨコ線が止まるという意味は、

       調舒星

 貫索星 禄存星 車騎星

       車騎星

 

という命式があったとすると、ヨコ線は貫索星・禄存星・車騎星 ですから、止まるのは車騎星です。

タテ線は調舒星・禄存星・車騎星 ですから、火生土生金で車騎星で止まるということです。

『または』というのはどちらかが、という意味で、『及び』というのが両方とも、という意味です。

 

局法と格法の一部ですが、早見表がついてきます。

 

B-2P15②異座型夫婦についての質問です。

 妻は自然と不一致、夫は自然と一致、となっているところの現象で、例えば、夫婦の年齢の差が大きいとか 外国人であるとか 再婚であるとか別居婚であるとか、で、現象を回避できる場合もありますか?

 

回答

この夫婦は、陽占違座型夫婦ですから、夫婦ともに結婚の犠牲者で、心が離れてしまい、暗い家庭生活になってしまう。という現象が起きますが、この現象を止めることは基本的に出来ません。

ただし、私がいつも言うように、夫婦という男女の人間関係の定義を良く考えてみてください。

算命学でいう夫婦は、結婚届けを出している法律上の関係を持つ男女ではありません。

夫婦と考えられていても、実際は夫婦ではなく、単に一緒に暮している男女という場合もあります。

仕事上のパートナー(男女の漫才師・スケートのペア・デュエットの歌手など)、あるいは友達のような関係の夫婦とか、単に同じ目的や趣味を持っている男女とかです。

つまり、夫婦は内側の関係ですから、外側(東)の関係なら、この占いは効力が無いのです。

また、お互いの天中殺の相性を見る必要もあります。

夫婦の仲が上手く行く、ということは貴女にとってどういうことかを考えてください。

その上で、偏妻・偏夫の星と同様に、アンバランスな夫婦の場合に、現象は回避できるか、との疑問にお答えします。

答えは、出来ません。

一般的な夫婦の場合、この現象を回避することは出来ませんが、必ずしも離婚とか別離に結びつくとは言えません。

当然、生まれる子供は片親になる可能性が高いということは、夫婦の別離を暗示していますが、夫婦の形を維持して別れないということが目的であれば、別居婚とか家庭内離婚をしていれば、だらだらと夫婦の形は維持できるでしょう。

あるいは、算命学を知っているどちらかが現象を理解して耐える、ことでも夫婦の形は維持できます。

戦前の夫婦にはこういった形の夫婦が結構多かったようですが、現代の夫婦ではどちらかが気持ちを抑えて暮らすというようなことは大変出来にくので、私は、もし夫婦の心が通わなくなったら、お互いが自立できる道を探して、個人個人の道を進むべきだと進言しています。

昔なら、このような夫婦であっても、大家族で暮らしている場合などには、何とか生涯連れ添えたものですが・・・。

いずれにしろ、個人の人生を優先して考えるか、夫婦としての形を維持することを優先するのか、という二択です。

しつこいようですが、宇宙盤など他の占技も考慮して判断しなければなりませんが、心が通わない夫婦になる確率は、相当に高いということは言えます。

 

今、これまでの復習とまとめを自分なりにしていて、Aコースのテキストから見直しているのですが、以前はただなんとなく読んでいた部分も、どんどん入ってくる感じがして、また新たな発見をした気分です。やはり、勉強は繰り返しが大事なのですね。

そこで、質問なのですが、Aコース5回目P17害法の種類と現象 のところで、「身体にでない場合には、行動の現象に出る」とありますが、卯辰と戌酉の害の欄には、行動の現象としての記載がありませんでした。

この二つの害は、特に行動の現象として注意することはないということでしょうか?

お忙しいところすみません。宜しくご教授のほど、お願いいたします。

 

回答

卯辰の害は、胃腸関連の害ですから、精神的なストレスを感じると胃が痛く成ったリしますね。

ですから、身体に出ない場合には、強いて言えば「ストレスを感じる=不安感」などでしょうか。

ストレスを感じやすいので、胃腸の持病などを持っている人が多いようです。

戌酉の害は、三焦(架空の臓器)の害ですから、得体の知れない原因で起こる得体の知れない病気です。

現在では、三焦という物理的な内臓が無いことから、臓器と臓器を繋ぐリンパとか神経とかのことと言う人もいますが、創喜塾はそうは考えていません。

三焦という架空の臓器ですから、現象に出る場合は、お腹が痛いという現象になりますが、痛い場所がお腹ということだけで特定出来ない状態になります。

何だか分からない所が病気ということは、何だか分からないので、奇想天外な発想をしたり言ったリするという現象に繋がることもあります。

突拍子も無いことを言うような状態です。

早い話が、トンチンカンなことを言ったりするということです。

 

 

12-4

 

Dコース執筆中でブログアップが不定期になっています。

申し訳ありません。

 

 

貴女の西方の星、貫索星から見る結婚観

 

夫婦2人の間の力が同格である状態を良しとします。

言葉を変えて言えば、友達のような夫婦関係であることを好みます。

日常の生活(家庭生活)は質素を旨としますので、家庭内の変化は少ないのですが、危機に際しての守りは相当に固く、家庭が崩れるようなことはありません。

お互いに主張をしあいますので、夫婦が真に夫婦となるためには時間が掛かりますが、一旦夫婦間で和合が生まれると、夫婦の絆は強固なものになります。

 

〇広義(人生全体に及ぼす概念)

一言で言えば、頑固な老人になりやすいということです。

つまり、晩年期になって何かを守ろうとする気持ちが強く出ますので、変化を好まない年寄りになります。

老年期に入る前の中年期から、発想の転換がしにくく、時代の変化について行けません。

そのことが、それまでに築いた自分の人生を手堅く守り通しますので、晩年に個人的な人生が崩れることはなく、平穏な老後を送れます。

 

●狭義(短時間の流れの結果)

貫索星は、他人に迎合したり同調したり和合したりすると、自分が崩壊したかのような感情を持ちますので、行動の結果は自己主張を押し通した自己中心的なものとなります。

自分の心には忠実なので不満感は少ないのですが、他人からは孤立しますので現象としては孤独になります。

 

彼の西方の星・車騎星からみる結婚観

 

家族が常に緊張感を持って前進し、張り詰めた雰囲気の日常生活を送るような家庭を好みます。

静かな家庭というものが出来にくく、自分が動いて激動を求めるような傾向があります。

形よりも内面的な気迫というものに魅かれます。

 

〇広義(人生全体に及ぼす概念)

晩年期になっても若さを保ちますが、その主な現象は行動力と攻撃力ですから、静かな晩年を送れません。

何かを成し遂げようとする心が焦りにつながり、想念が強く働きますので、年を取ると自分自身が自分の敵となり、心の葛藤が大きくなります。

 

●狭義(短時間の流れの結果)

物事がある種の波乱を経てなり立つという特色があります。

もともと結論を出すのには短気な面が出てしまいますが、心の葛藤の後に平穏さが生まれるのです。

そのため、現象が嵐のように荒れている場合、物事が終結する前触れと見ることが出来ます。

 

 

 

A-14  12ページの月柱に戌の所で、

火質物事のスピードが早い
金質が力を増し辰をえて癸水を生じる
丙丁は木が重要

なんでですか?

宜しくお願いいたします。

 

➁月柱に戌がある場合の意味

月支に戌がある場合、傲慢な性格が最も強く出ます。

火質の多い人は、物事が成就するスピードが速く、金質のある人はその力を増し、辰を得て癸水を生じます。

寅があれば丙が生まれ、芸術の神となります。

ただし、日干が丙または丁の火質に生まれた人は、木質の存在が重要でもし木質が無ければ、怪我をしたり病気になったりします。

 

教材にはこのように書いています。

月支というのは、現実または現在です。

物事を成し遂げるための手段という意味もあります。

ここに戌があるということで、火質の多い人は火生土で戌の力が強化されます。

そのために、物事を実行する力が増すので、スピードが早くなると考えます。

もし他に金質があれば、戌は土質ですから土生金で金質もその力を強めます。そして、金質は金生水で水を生みます。

その時に辰があれば、辰は土質で金質を強めますので、水質(壬ではなく癸)を生じるのです。

水は戌亥から辰巳に流れますので、水が生じて流れる方向戌から辰ということです。

水が流れるのはあくまでも人間の生活エリアですから、川となって流れます。

川の水は『癸』です。

そして、河口の辰で川の水は大海(壬)へと流れ広がって行くというのが自然の姿です。

また、日干が丙または丁というのは、日干が火質ということです。

火質は戌の土質に力を洩らしますので、放っておくと弱ってしまいます。

そこで、木質が必要になります。

木質は、火生土で火質を生み出すからです。

寅があれば丙が生まれ、というのは、寅が戌と半会の関係ですから、火質に変化しますので地支は午に変化し、午は干にすると丙ということです。

少し難しいかもしれませんが、相生相剋論から理論を組み立てて行くということです。

 

12-3

 

夫婦で同じ日干支を持つ場合、律音夫婦といいますが、基本的には同じ人が2つ居るという状態になります。

ですから、この2人は大変気が合いやすいと言えます。

自分と全く同じ人が同じ空間に居ますので、その2人は一体となっているわけです。

しかし、問題は2人で別々のことをすると両方が成り立つことが難しくなります。

なぜなら、同じ人が別々に動くのですから、訳が分からない状態になってしまい、どちらかに成果が集中するか、分散してしまうからです。

律音のカップルが夫婦になった場合には、一心同体となって常に同じ考えで同じ行動をすれば上手く行きます。

2人で事業をしたり、2人で同じ趣味を持ったリ、2人で算命学(精神的な勉強)を勉強したりということです。

2人があまりにも仲が良いため、子供が生まれても、その子は夫婦の仲に入れないために淋しい思いをします。

つまり、律音夫婦の子育ては難しいということです。

 

また、自分と同じ人間ということは、兄弟のような存在ですからある意味血族のような感じです。

ですから、一旦仲がこじれると血族の憎しみ合いのような状態になり、腐れ縁的な存在として、憎しみ合いながらも別れられないようなことにもなりかねません。

 

日干支が律音であっても、陽占は別々の星が出ますので、行動のパターンが違ってきます。

2人の場合は、陽占の共通干支が、車騎星・司禄星と横線にありますので、現実的なことではあまりぶつかることは無いと思いますが、中心星の車騎星と玉堂星から見ますと、タテ線の精神星が違います。

女性には現実星しかありませんので、才能占技で言えば東天運、男性北天運と両極端です。

ここが将来のもめ事(心の行き違い)に繋がる原因になりますので、注意が必要です。

 

補足:隣あった干支の組み合わせは準律音として、同じような現象(少し軽い)が現れるとみます。庚子と辛丑 のような組み合わせです。

 

 

次回は、お互いの結婚観について見て行きます。

 

七殺について

陽占で異なる七殺が複数ある場合は

どの仲介星を利用したら良いのでしょうか?

例えば

   石門 天南

車騎 玉堂 司禄

天馳 貫索 天極

 

こういう人は

・司禄星ー×→玉堂星

・車キ星ー×→貫索星

・石門星ー×→司禄星

と異なる3つの七殺があります。

 

どう読み解いていけば良いのかわかりにくいです。

 

回答

七殺は局法に繋がりますので、まず局に入局する七殺があるかどうかを見ます。

中心星が玉堂星ですから、東の司禄星と剋線になり、叉財局に入局します。

お金も地位も欲しがる人で、お金儲けにいちいち理屈をつける人です。

この局を避けたい場合には、玉堂星を強めるか弱めるか、司禄星を強めるか弱めるかするのですが、中心星は関係しない所に七殺が後2つありますので、生き方は相当苦しいものになります。

しかし、良く見てみますと、司禄星→車騎星→玉堂星→貫索星・司禄星と相生関係が成り立っています。

これは極探しの要領ですが、局は貫索星・司禄星となります。

つまり、自然に仲介星の関係が出来上がっていると考えて良いと思います。しかし、石門星で止まりますから、司禄星との七殺は仲介星の無い状態です。

木質と土質の仲介星は火質ですから、鳳閣星か調舒星があれば、十大主星の循環は上手く行くことになりますので、鳳閣星か調舒星を使えば良いことになります。

しかし、仲介星だけを考える場合はそれで良いのですが、剋線というのは有意識ですから、才能の星でもあります。

例題命式の方は、北天運の貫索星・司禄星が才能の星です。

残念ながら北天運の貫索星・司禄星は、世の中に認められにくい才能ですが、これを生かすか殺すかなども判断して仲介星を決めなければ正しい算命学の運用とは言えません。

なかなか難しいのですが、その人の置かれた環境(仕事や立場)なども充分考慮に入れて判断してください。

 

 

 

12-2

 

2人の日干支が全く同じ『己未』です。

私の30数年間に及ぶ鑑定の歴史の中で、初めての希なケースです。

日干支同士が律音ということは、2人は同じ天中殺の所有者です。

日干支律音を読む前に、今日は同一天中殺の説明をします。

 

同一天中殺は、めちゃくちゃ相性が良い間柄とされています。

天中殺は良く深呼吸の時間と例えられますが、息を吸うタイミングが同じなので、運命の呼吸のタイミングも同じというということから、お互いが心の底から分かり合える関係となります。

また、男女の関係で無くても、友人として、同僚としても長い付き合いが出来る人間関係が成立します。

この関係は身分とか立場とか時間(年齢など)に関係ありません。

しかし、運命のサイクルが同じということは、落ち込む時も同じですから、良い時には協力して大きな力が出せるのですが、悪い時には一緒に落ち込んでしまいます。

 

問題は、この2人が天中殺期間に出会うと、天中殺終了後に逆作用が起きる可能性が高いということです。

天中殺期間は枠が外れている時期なので、積極的な行動は良くありません。

逆作用を起すと、生涯に渡って憎み合う間柄ともなりかねません。

本来、同一天中殺の男女は、素晴らしい夫婦になり、一体となって目標に向かって2人のエネルギーを集中できるのですが、一度2人の間に溝が出来てしまうと修復は難しく、お互いが足を引っ張り合うようなことになってしまいます。

離婚してお互いのエネルギーを遠ざけることしか解決策はないのですが、それが出来ないようなら憎しみ合いながら惰性で暮らしを続けるような不幸なことになってしまいます。

こうなってしまった場合には、どちらが悪いというような感情的なぶつかり合いをしても何の解決にもなりませんので、一刻も早く離婚することが唯一の解決方法になります。

 

次回は律音夫婦について述べる予定です。