リスニングに関して、少し私自身のことをお話しておきます。
私は帰国子女では無いですし、留学経験もありませんが、
TOEICのリスニングパートのスコアは490/495点です。
つまり、日本国内の学習だけで、リスニングができるようになりました。
元からできたわけではなくて、日本国内で手に入る教材を利用して、
リスニングができるようになりました。
どの参考書が良いとか、細かい話はまた次の機会にしますが、
今日はざっくりとリスニングができるようになるために必要な過程をお話します。
1 音読をする
リスニングの力を伸ばすために、簡単な方法は、まずはテキストを音読をしてみることです。
頭で考えるよりも、体に染み込ませる、という方法です。
これは文法などをある程度マスターした人には特におすすめです。
英語を頭で理解しているタイプの人は、
英語の音声を聞いた時に、「主語は◯◯で、動詞は◯◯で・・」と、リスニングをしている際にも文構造を考えがちです。
しかし、実際に頭の中で考えながら聞いていると、最初の3語は聞こえるけれど、途中からわけがわからなくなってしまうことが多いと思います。
実際に、普段私が英語を聞いている感覚では、英語を聞く時にはまず「文構造」などは全く考えていません。
ただ、聞き取っているだけで、
頭の中に「和訳」も浮かんでいません。
これは、わかりやすく言えば「アップル」という単語を聞いた時に、
みなさんが「
」を瞬間的に思い浮かべるのと同じです。英語を聞いた時に、日本語を介さずに映像が頭に浮かぶ、という状態が「リスニングができる」という状態です。
この状態を作るために、
まずは音読で、英語の音声に慣れることが必要です。
できたら、CDに合わせて、ネイティブの発音を真似るようにしてみてください。
発音が上達してくると、自然とリスニング力も上がってきます。
2 話を予想しながら聞く
リスニングで大切なことは、話をある程度予測しながら聞く、ということです。
例えば、Aさんが
「今日髪の毛を切りに美容院に行くんだ」
ということを話したら、
次に話す内容は、「どこで切ってもらうのか(場所)」「どんな髪型にするか(目的・結果)」などの内容がおそらく来ると思います。
それを意識しながら聞き取ります。
このように、ある程度話の流れを予測して、目的意識を持って聞くようにします。
3 たくさん問題をこなして、とにかく問題に慣れる
点数を上げるための、一番手っ取り早い方法は、
とにかく沢山問題を解いて、慣れることです。
実際、私がTOEICで高得点を出せたのも、
単にたくさん問題集を解いて、問題慣れをしただけというのが本音です。
問題に慣れることで、普段の実力以上の点数を出せると思います。
以下に、私が活用している問題を解くテクニックを箇条書きします。
・設問を先読みして、「聞かれていること」を把握してから英語を聞く
・対比・逆接(Butなど)に注意する→Butの後ろが解答の根拠になりやすい
・AさんとBさんの会話は、Bさんのオチ・結論に注意する
・勘で答える場合は、「常識に沿って」考える
(聞こえた英語ではなく、常識的なストーリーを作りあげる)
・わからなかった問題を引きずらない。
・数字に注意する。ひっかけがある場合がある。
・情報を頭の中で整理しながら聞く。
・メモは基本的に取らない。メモを取ると英語が聞き取れなくなります。
・設問が二問ある長文パッセージでは、前半で1問、後半で1問というように、バランスよく設問が配置されているはず。→前半で一番大切な情報、後半で一番大切な情報をきちんと聞き取る
などが、私が意識しているテクニックです。
リスニングを伸ばしたかったら、(1)音読をして、(2)とにかく問題を沢山解いて、問題に慣れるようにします。
目安として、まずセンター試験の過去問は解くこと。赤本にはリスニングの問題が5年分ついているので、まずはそれを全部解きましょう。
そして、本屋に行って、センター試験の「リスニング予想問題集」のようなものを、3冊ほど解きましょう。
3冊解けば、だいたいコツはつかめると思います。
センター試験でリスニングが必要な人は、入試直前になってからでは遅いので、
ぜひ、今からコツコツと対策を立てて勉強をするようにしましょう。
それでは今日はこの辺で

