この記事内で使用している世界遺産の画像は、インターネット上の情報を基に、私がmidjourneyというAI画像作成サイトを用いて制作したものです。AI画像は、全体的なイメージは比較的実際のものに近いものを描き出しますが、建物の配置や細部のディテール、形状、現実には存在しない建物や風景、太陽の位置などはAIが生成したものであるため、事実と異なることがあります。これらの画像は、写真ではなく、あくまでも絵画として鑑賞することを推奨いたします。なお、各世界遺産の見出しをクリックすると、Wikipediaの該当ページへとリンクします。現在、政治情勢等により渡航が難しい国も含まれていますので、ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

** ベルン旧市街/スイス連邦 **

 

 

 

ベルン旧市街はスイスの首都ベルンに位置し、中世ヨーロッパの雰囲気が今に伝える美しい町並みが残っています。1191年にツェーリンゲン公ベルヒトルト5世がアーレ川に囲まれた小高い丘に築いた砦が町の起源で、13世紀からは自由都市として発展しました。その後、15/16世紀にかけて住民が増加するにつれ、西側へと拡張してきました。荘厳な大聖堂、石灰岩の建物が並ぶヨーロッパ最長といわれるアーケード、各所に点在する凝った彫像が美しい水飲み場など、かつての街並みが今でもよく保存されています。また、往時の姿を残しながらもスイスの首都として現代都市の機能を兼ね備えている点も高く評価され、1983年に文化遺産としてユネスコ世界遺産に登録されました。

 

 

 

 


** ハトラ/イラク共和国 **

 

 

 

ハトラはイラク共和国北部のニーナワー県の砂漠地帯に位置する円形の都市遺跡です。ここはアルサケス朝パルティア(紀元前247年頃〜224年)時代の軍事都市で、二重の城壁で囲まれていました。中心部にはヘレニズムやローマなどから影響を受けた神殿が現存しています。2015年にISIL(イスラム国)が占拠したため、それ以降は危機遺産に。ハトラは、パルティアの影響下にあった巨大な要塞都市であり、ここは塔を持つ高い城壁があったことから、2世紀から何度も続いたローマ帝国の侵略にも耐えたというほど。

 

 

 

 

** 中央スリナム自然保護区/スリナム共和国 **

 

 

 

中央スリナム自然保護区は、スリナム共和国の中西部に広がる熱帯雨林地帯で、一部はギアナ高地に属します。敷地は1万6000平方kmにも及び、5000種以上の植物が存在し、絶滅危惧種のオウギワシやコンゴウインコ、ギアナイワドリなど400種の鳥類が確認されています。この地は人間が開発することがなかったため、上位捕食者もそのまま生存していて、数少ない一つの集団の遺伝子の流れを維持することができる環境であり、森林における生態系が維持されている地であるということ。

 

 

 


** シミエン国立公園/エチオピア連邦民主共和国 **

 

 

 

シミエン国立公園は、エチオピア連邦民主共和国北部のゴンダール州に広がる国立公園で、アフリカ大陸を縦断する大地溝帯の一角にある山岳地帯です。3000mを超える山々が連なる景観から「アフリカの天井」と呼ばれ、厳しい自然環境の中で独自に進化した動植物が数多く生息しています。この山地には、4000m地帯にすら暮らしている人々がいる。彼らは2000年前からこの地で細々と農耕を行ってきたとされるが、その農地拡大が環境の悪化に拍車をかける面が指摘された。また、1993年まで続いたエリトリア独立をめぐる内戦も環境を大きく損ねる原因となった。これらのことから、1996年に危機遺産に登録された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

路上のレヴェリー

 

夜空の星々よりも輝く
心の旅路に伸びた影
遥かなる地で見つけし真実
たくましく風に吹かれて
夢見心地の旅の終わりに

Brighter than the stars above,
Shadows stretch on heart's path to rove.

Truths found in distant lands, 
Weathered strong by life's headwinds.

As dreamlike journey concludes its arc.