前作「さらばあぶない刑事」のレビュー?も八年前に書きましたっけ。

松田優作・村川透監督からの系譜・匂いを感じさせてくれる

のはもうこの二人しかいないです。

造り込みだとかの話ではなく、男の子ならこんな映画が観たい、

出たいーと思うんです。少なくとも匪石は。

彼ら自身も前々作辺りで言ってますがヨコハマも変わりました。

二十歳の頃に初めて中華街を歩くと異国情緒に少しの怖さがあり、

雑居ビルのアジア系の店に入る時は堪らないモノがありましたし、

赤レンガ倉庫は寂れててそこが良かった。

そんな港町のデカになる夢想をして、当地の築〇口なんかを

ウロウロした覚えもw

昨夜のレイトショーで終演が23時半過ぎ。

帰宅迄の道程

 

エンドレスで唄った匪石でした。

若き日の二人を観、「おかえり 寅さん」同様

諸行無常を感じながら。

ラストエピソードとして充分に楽しめました。

今作に関しては採点梨。

 

制作にあたり土屋太鳳ちゃんの一件がやはり気に為って

没頭出来ないのが残念でした。

本来は昨年公開される予定だったんでよね。

女性が仕事するーという難しさは朝ドラ「虎に翼」で克明に

描かれていますので寛容でありたいとは思います。

コンプラや意識の進歩。

ただ作品を創り上げるプロ意識ってまた次元が違うかと。

鬼気迫る役者魂!みたいなモノに昭和親父は惹かれてましたので。