自身の体調不良と実家のオフクロの老人特有の転倒事故により
ここ数日拙室は休診させて頂いております。
三十余年の間には何度かこうした場面が有って、
その都度
「あぁ自分は本当にこの仕事を選択して良かったんだろうかー」
と自問してしまうのであります。
そんな時つい頭の中でリピートするのが
鍼灸学校の先輩でもあるつボイノリオ氏の自虐的名曲を
替え歌しました
花の治療師稼業
受験戦争から出世争い そんな競争には端から向ぬと
「揉まれるより揉む方が丈夫になる」の言葉を信じて
念願の治療師になった男が有った
1. 東に朝日が昇り切り みんなが会社へ急ぐ頃
13階段降りてきて 治療室へと向かいゆく
手揉み口揉み生きていく 花の花の治療師稼業
2. 按摩はり灸矯正と あれこれ手を変え品換えて
治るモノならいいけれど みんながみんなそうじゃない
手品や魔法じゃないんだぞ 花の花の治療師稼業
随分こじれた症状が 帰る時には少しでも楽に為ってないと
まるで効果が無い腕が悪いかのように云われるのが治療室
医者や歯医者はどうなのよ 散髪行くのと違うんだぞー
3. 君は随分稼ぐねと 色々みんなは言うけれど
堅気の衆よ驚くな コスパタイパのこの低さ
サラリーマンやっときゃよかったか
花の花の治療師稼業
4. 一度やったらこの世界 のめり込んでく蟻地獄
有給休暇やボーナスや 休業補償もなんにもない
いつまで出来るこの商売 涙の涙の治療師稼業