先週末に来院した同級生のOくん。
「大変だよね」
匪石がこの年末年始、老いた親父の醜態の始末に追われているのを
聴いてくれてホント朴訥と優しく言ってくれました。
彼も昨年末に実父を長い介護の末に送りました。
Oくんは入れ替わっても気付かない人も居るんじゃないかという位
画像の田中要次氏にクリソツです。
決して饒舌ではないのですが、ボソボソっと語る一言ずつが的確で
それがナンともヒューマンなのです。
ウチの連れ合いはOくんの隠れファンです。
「ちゃんと助けてくれる人がおるで、これがー」
ケアマネを始め周囲への感謝の気持ちもそんな風に言い、更に
「オヤジが我儘言っとるのも俺らが息子だからー」
「結局は面倒みるしー」
心に沁みちゃって思わず泣きそうになりました。
試し行動
幼児がやっちゃいけないーと言われる程悪さを繰り返す心根は
どんなことをしても(お母さんが)自分を好きでいてくれることを確かめている。
人は子供に還る なんて言います。
「赤ちゃん返り」なら幼稚な言動をして甘えて困らせる。
無理だという時間になるとオフクロを困らせて匪石を呼ぶ。
わざわざ狭いトイレで横になってんのも担ぎ出し難いほど息子が自分を思ってくれてる
と考えるからか?
♪もうこれ以上愛を試しちゃいけない♪

