「鬼平犯科帳」にハマっております。ニヤニヤあせる

実はほとんど観たことなかったのですが、以前書きましたように

卒寿目前の患者様♀から

「吉右衛門の和服のお尻が堪らないw変かねぇ?」

なんて可愛いコト聞かされて、丁度昼休み時の再放送を観出しますと

これが面白い。

常日頃ドラマは脚本っ!と申しますように、モタモタせずそれでいて

石〇プロのような単なるアクションでなく奥深く人間を描いている。

池波正太郎原作だそうで、人情の機微が見事に。

毎回のゲスト出演者も他作品なら主役やレギュラーのレベルだったり

意外性も。

先日は女子プロレスラー長与千種がゴツい町娘役でどうなるとこかーと思ってました。

初めて心通わせたオトコである春風亭小朝はスリが止めたくても止められない。

小朝は長与に幼い頃亡くした母親と同じ匂いを感じ甘える。

鬼平「手癖は病気よ。治らないー」

案の定小朝は罪を重ねる。

すると長与は小朝の指を鉈でザックリ切り落とします。

痛みに悶える小朝を長与は母親のように抱きしめる。

不自由になるに違いないオトコをオンナは生涯面倒見ていく覚悟をして。

 

匪石が見習いの頃の話。

半身が不自由で頑固な亭主を奥方がいつも連れてきてました。

そんな様子を見て

おかみさん「奥さん、いつも大変だねえー」

奥方「若い頃は威張るだけだった人が今はワタシがいないと何にもできない。

   面白いよw」

独りもんの匪石にはそんな夫婦の奥深さはただ不思議でありました。