年末年始に久しぶりに再燃したマイブームが「男はつらいよ」車寅次郎。

十本くらい観返しております。

 

やや薄い少女を放っておけない寅さん。

見て見ぬふり 我関せず 無関心 なのに首吊り現場では我も我もとスマホで撮影ーなんて

狂ってるぞ現代人。

過日混み合う ら〇ぽーと で四歳くらい?のお姉ちゃんが二歳前くらい?の妹の手をギュッと

握ったままあっち行ったりこっち行ったりしてました。

最初目が合った時に可愛らしさに匪石が反射的にニコッとしたのが気に為るのか

何度もこちらを見ながら往復しています。 

周りを見渡しても親の姿なし。すれ違う人らは一切その二人を気にする様子もなし。

匪石「アレ、迷子なんじゃないか?」

連れ♀にそう言って声を掛けさせました。おっさんが声掛けするのも憚れますこのご時世。

連れ「お姉ちゃん、パパママとはぐれちゃったの?」

お姉ちゃんが頷きましたのでインフォメーションに連れていこうーと連れが妹の方を

抱かえて歩こうとすると妹は泣いて姉に縋りつきます。

健気にお姉ちゃんはそんな妹を抱っこして歩こうとします。

インフォメーションで係の人に事情を告げて一緒に待機所?に向かう途中で若いパパが

紙袋をいくつも持ちながら

パパ「おぉ~此処におったかぁ~」「どうも、どうも~」となんとも暢気な物言いで現れました。

堪えてたお姉ちゃんもパパの足にしがみ付いて泣き出します。心細かったでしょうねぇ。

しかしパパも必死で探していたのかもしれませんが飄々とした物言いなのが気に入りません。

もっとゃ切羽詰まったような、そして少しはこちとらに感謝の態度は見せられないか?

連れと顔を見合わせながら満男じゃありませんが

匪石(寅さんだったらー)

「馬鹿野郎っ、こんな小さな子供を不安にさせやがって。もう少しマシな態度とれねえかっ!」

なんでしょうけどもねぇ。

 

山田監督も新作の制作に関して横尾忠則氏と悶着しておるようです。

どちらもお歳を召しておられますので柔らか頭も難しいでしょうが、折角の寅さんですのでね。

是非カラッと解決してくださいな。