野田総理大臣は、税金のむだづかいだという批判が出ている埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎について、3日午前、建設現場を視察したあと、記者団に対し「腹は固めた」と述べ、3日にも安住財務大臣に対し、計画の凍結に向けて調整を進めるよう指示するものとみられます。
なんでしょうか、このみえみえの感じって。
゛どじょう総理゛の決断力ってヤツを演出するんでしょう。
そもそも現政権に限った話ではないのですが、我が国の行政って
のはとにかく時間が掛かり過ぎる。
手を付けるまでの゛熟考゛に時間が掛かるのは仕方ないとしても
「やるっ!」と決めたならとにかく速やかに遂行しませんと
情勢が刻一刻変わっていくワケで、出来上がった頃には
無用の長物ーてなブツをこれまでも嫌になるほど見て来ています。
ン十年の工期の延長また延長で金利もかさんで見積もりの数倍っ!
橋でもダムでも河口堰でも。
日本の高速道路がそのままアメリカなら今の数倍の距離になる
らしいじゃないですか。
土木に対する公共事業が雇用や景気の対策になる意義も判りますが
いたずらに時間掛けるってのは仕事量と経費が見合わないでしょう。
この近所にも 昭和60年! には開通してなきゃいけないバス通りが
未だ立ち退かぬ数件の為なんともなってません。
財政悪化の今日今更バス路線が増えるとも思えませんしー。
たった15年で名古屋市の四倍の総距離に至る地下鉄を作り上げた
彼の国が少し羨ましいーと言ったら皮肉が過ぎますけど。