昨日は長男の高校卒業式でした。

剣道部で卒業生が順番に挨拶をしたんだそうで

「あの普段強気のIとKが泣いていた。」

と長男は嬉しそうでした。

「お前は?」

「゛長いっ!゛て言われたw」

やはり匪石の息子、クドさはちゃんと受け継がれてにひひ


時は三十年ほどタイムスリップ。

やはり卒業式ではやんちゃなヤツほど泣いていました。

日頃ツッパってるようでいて学校が好きだった、皆と

会えなくなる事が泣けるほど寂しいんだと思うと

改めていいヤツに思えたりして、

当時の彼女と二人、帰りながらそんな事を話すと

「・・・バッカみたい・・・」

と彼女が言いました。

校門を出てすぐの処でした。

何か大事な感情を踏みにじられた気がした匪石は

激昂して道すがらそんな彼女を責めました。

硬く口を閉ざしたままの彼女パーも挙げていました。

カースケがヨーコをそうしたように。


ただ後年それは家庭が複雑な彼女にとって、

卒業すれば今までのように我々も毎日会う事はできなく

なるという寂しさがそうさせたのかーと

当時はまだまだまだ未熟な匪石には慮ってやることの

できない女心であった気がします。



   匪石の身から出た錆落とし

  叩いたパーが今頃痛みます・・・