賃貸退去時の「原状回復義務」ってどこまでしたらいい?

部屋をキレイに掃除して退去したつもりなのに、戻ってきた敷金が少ない…
そんな経験を持つ人も多いはず。敷金の戻り額は、部屋の原状回復義務を
果たしているかどうかで決まるみたいだけど、そもそも「原状回復」って何?

通常の使用に伴う劣化や経年変化は家主の負担でー
過失による損傷は借主の責任でー
というのが現在の主流だそうです。
当たり前って言えば当たり前。
モノを貸す商売でいつまでもそのモノが新品であると
考える方がおかしい。

匪石も賃貸マンションに五年程暮らしました。
そこを退去する日が新居に引っ越す日になるわけで
忙しい最中そのマンションを管理する
大○建託さん
による現状確認が行われました。
比較的近くの引越しですが、は先に新居へ行ったため
匪石ひとりで立ち会うのですが、
建託さん側は三人で来られて空っぽになった部屋を
見ながら壁の傷、床の焦げ痕、いろいろ言うワケです。
ざっとまず見積もり七万円の追加!!!

まず床のピータイルの焦げ痕を指差し
「あぁこれは全面張り替えやなぁ。」
「そやな、ご主人これは仕方ないですよ。」
という調子で多勢に無勢の作戦でしょう。
「採寸して敷いたカーペットの下の焦げ痕まで責任?」
元々あった焦げ痕なんです。
「・・・じゃあここは結構です。」
「壁の傷は子供さんが付けられたんかなぁー」
目に付く傷やシミは入居時に写真に撮っておいた(嫁が)
ので
「・・・じゃあここも結構。」
最後には
「ご主人キッチンのパイプ洗浄はされました?」


これはさすがに意味が判らなくって

「いや、どうでしょう・・・ね?」

と返事すると

「定期的に洗浄してないと詰まりの元ですんでねえ。」


と洗浄工賃二万円!!!だけはハンコついてもらわないと

と言われ時間も無い為押しました。

と合流してその旨を話すと

「敷金が返って来てもいい位だと本には書いてある!

大体パイプスルー位してるっ!!!もっぺん話してきなさい!」


匪石の身から出た錆落とし


発破かけられたあせる匪石が○東建託に電話しても

「一度納得してハンコ押されたんでしょー?」

と門前払い。

こうなると匪石のファイティングスピリッツにメラメラが点いて

そのマンションを斡旋している不動産屋へ出掛け

成り行きを説明すると

「パイプ洗浄代ってのは聞いた事ないねえ。」

と言って頂いたので

「お宅を紹介してくれた不動産屋もこう言ってますよ。

もしどうしてもならこちらが業者を用意して洗浄に

行かせますが。」

と告げると

「・・・判りました。戴かなくって結構です。」

と相成りました。




匪石の身から出た錆落とし
管理って・・・