翌朝墓参を済ませて 美ヶ原高原 を目指しました。
いわゆるビーナスラインという九十九折りの山道をグングン
走ります。
あっという間に天候が変わるのが山。
霧がかった山道はほんの数メートル先も見えなくなり、
標高2000メートルの山頂に着いた時には辺りは真っ白で
視界は利かず
寒いっ。17℃っ!!!
なるほど夏山でも遭難するわけです。
まったくの軽装でいた我らですが、建物の中で過ごしあとは
車ですから何とかなりますが
あれが徒歩登山だったら堪りません。
美ヶ原高原では高校生の時にキャンプをしたはずですので
思い出を辿りたかったんですがまったく叶いませんでした。
当然下りもカーブの連続で、例によって時々゛走り屋゛の
血が騒ぐ匪石でして、かなりのそこのけそこのけ走りを
展開しましたら当然車酔いする者続出でして・・・
諏訪湖の畔に 片倉館 という昭和初期に財閥が贅沢に
作った温泉施設があり、今尚現役で営業しております。
その佇まいが大好きでして確かに設備的には現代の
スーパー銭湯に敵うはずもないのですが、柱、壁、階段など
ひとつひとつが本物でできています。
昨秋 FAT○AN氏 とのおっさん二人旅の最後にも立ち寄り
汗を流しました。二階の休憩所で食べる 中華そば と
丼の旨いこと。
帰路で中央道に乗れば35キロ渋滞
の表示。
雨足も強烈になってきまして元々高速カーブが多い中央道
は苦手なので 飯田インター で下界に降り
足助経由でこれまた山間道を走りました。
上と下でどっちが早いかは判りませんがビュンビュン走れる
だけストレスが少ないですからネ。諏訪湖畔より四時間半
で帰宅しました。
あ、途中皆様ご存知の「伊勢神トンネル」を通りました。
゛ホンモノ゛は旧トンネルだそうですが、
起きていた次男坊をしっかり脅してやりながらも
触らぬ女ぃゃ神に祟り無し
ですから
そそくさと通過いたしましたとさ。

