ロープ位修理して欲しい
91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/02(土) 18:49:58.35 ID:5e2tTJbD0
友人とキャンプに行ったんだ
遊び疲れてブラブラ一人で歩いてると結構長い吊り橋が
下は川で、落ちたらひとたまりも無い様な高さ
スリル感を味わいながら渡ってると、いきなり踏み板が外れ転落!
幸い転落防止用のネットに引っかかり事なきをえた
悲鳴に気付いた友人が急いで助けに来てくれた
俺「死ぬかと思った」
友人「大丈夫だったか?ホント、ロープ位修理して欲しいよな」
友人が殺害を企んでいた
→ 「踏み板が外れ転落」したのに友人は「ロープ位修理して欲しい」と発言
→ 落ちる現場を見ていない友人が落ちた理由を「間違って推測」している
友人とキャンプに行ったんだ
遊び疲れてブラブラ一人で歩いてると結構長い吊り橋が
下は川で、落ちたらひとたまりも無い様な高さ
スリル感を味わいながら渡ってると、いきなり踏み板が外れ転落!
幸い転落防止用のネットに引っかかり事なきをえた
悲鳴に気付いた友人が急いで助けに来てくれた
俺「死ぬかと思った」
友人「大丈夫だったか?ホント、ロープ位修理して欲しいよな」
友人が殺害を企んでいた
→ 「踏み板が外れ転落」したのに友人は「ロープ位修理して欲しい」と発言
→ 落ちる現場を見ていない友人が落ちた理由を「間違って推測」している
壁
534 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/12/03(木) 21:34:43 ID:MnlKpsP80
実体験ネタはいくつかありますが、全部死ぬほど怖いと、おいらがマジに死にますw
怖いかなーと思ったネタだけ、ここに投下することにしました。
今回はどうか?宜しければ。
【壁】
1/4
大学のころ、彼女と同棲を始めるにあたって、広めの物件を探しまわっていた時期。
「やっぱ、住むなら学生の街でしょ」ということで、大学には遠くなるが、そういった
小洒落た場所をもとめて、中央線沿線で良さそうなところを物色していた。
一旦電話をし、物件の概要を聞いてから、駅前のとある不動産屋に足を運んだ。
間取り図を見せて貰う。二階の201号室と202号室が空いていた。
「奥の203号室に住居人がいますが、それだけです。静かでいい環境ですよ」
なるほど、確かにこの間取り、2K風呂トイレ付きで4万は、ここらでは破格に安い。
だが、自分は付き添えないので、カギは開けてあるから、勝手に見てきてくれという。
現地へと歩いた。駅前のその不動産屋から徒歩7分。駅にも遠くない。
目指すは二階の202号室。2つ空いている部屋のうち、真ん中を選んだのは日当たりと、
間取りの問題だった。2つの部屋は壁1枚で隣接しており、その壁を軸にして対称に
間取られている。ただ201号室の方は、バスとトイレが同部屋のユニットバスだった。
彼女にはこれがNGだった。
不動産屋は、2部屋とも開けてあるから両方見てから決めていいと言っていたが。
階段を昇って通路から見た感じ、扉は→□□外壁□という並びになっている。
手前から201号室。不動産屋の言ったとおり、2室とも鍵は開けてあった。
まず202号室から入る。2階の真ん中の部屋な割に、壁に素通しのガラス窓が嵌まって
いるのに気付いた。その向こうは、同じく空いているという、201号室だ。
現在そこは塞がれていて、目隠し用なのか、ベニヤ板が貼り付けられている。
変だな。何故、壁に窓なんか付けるんだろう?嫌な感じがした。
535 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/12/03(木) 21:35:41 ID:MnlKpsP80
2/4
持ってきたビー玉を床に転がしてみる。案の定、それはコロコロと転がって、玄関の
土間のタタキにコロンと落ちた。部屋自体も傾いているということだ。
ここは良くない。他のもっとマシな物件を当たろう。
「ここはダメでしょ」と言いかけた時、彼女がビクっとして腕を掴んだ。
「何だよ?」
「あの窓…」
彼女が恐る恐る指さしているのは、ベニヤ板でハメ殺している、例の窓だ。
「人が覗いてた…」
「はは、馬鹿な。向こうは空き部屋じゃん」
「見たんだもの…あのベニヤの隙間から誰か覗いてた…」
思い切って近づいて調べると、窓はちゃんとこちら側から施錠されている。。
しかし板は…目隠しのベニヤ板は、向こう側から貼り付けられていた。
これ…ベニヤを剥がせば、こっちの室内が…アレとかソレとか丸見えじゃん。
覗かれるのが嫌なら、こっちからも目隠しを張るしかない。ありえない。気分が悪い。
向こうは…201号室は空き室の筈だ。
じゃ、さっき彼女が見た、向こうから覗いていたというのは誰だ?
不動産屋か?近所に住むとかいう、ここの大家か?
カギを開けて少し窓を開き、その先を塞いでいるベニヤ板に触ってみる。少しタワんだ。
しっかり留められていない。内装も杜撰だ。ふざけるな。
向こうの住人がその気になれば、簡単にここから覗ける。
さっき彼女が見たという人影、たぶん大家が様子を見にきたのだろう。
ちゃんと打ち付けておけよ、この板。まあ、ここに住む気は無いが。
536 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/12/03(木) 21:36:28 ID:MnlKpsP80
3/4
試しに、もう少しベニヤを押してみた。動く。三角形に開いた隙間から、201号室の奥、
床の様子が少しずつ見えてきた。
光が射さず、真っ茶色に変色して毛羽立った畳、それが縦に4畳ほど繋がっているようだ。
そこは超・細長い四畳半だった。
この隙間からはユニットバスにも、別の部屋にも繋がるようなドアは見えない。
家財道具も置いてあるようには見えなかった。
正真正銘の「ウナギの寝床」だ。人が住んでいる気配は…無いよな、空き室だし…
でも、この部屋と対称な間取りの201号室が、こんなに狭い筈が-
バァン!
ベニヤ板が、向こう側から思い切り叩かれた。もう少しで指を挟むところだった。
心臓が縮み上がったが、覗いてたこっちが悪かったかも。やっぱり大家かな?
「すいません、誰かそっちにいますか?…大家さん?」とノックした。
「ねえ、やばいよ」彼女が泣きそうな顔で、逃げの体勢になっている。
バァン!
凄い勢いでベニヤ板を叩き返してきた。この野郎。その窓を施錠して、部屋の外に出た。
すぐ隣の201号室の玄関のドアを叩いた。
「ちょっと!止めてくださいよ!怪しい者じゃないです!大家さんでしょ?」
「隣の202号室を見に来た者です!●●不動産の紹介で…」
バァン!バァン!まだ聞こえる。そいつは叩くのを止めない。おい、聞こえてないのか?
ドアノブを回した。玄関を入って201号室の中を見たとき、流石に凍り付いた。
537 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/12/03(木) 21:38:16 ID:MnlKpsP80
4/4
確かに、202号室と対称に間取られた、ごく普通の部屋だった。
さっき見たような「ウナギの寝床」なんかではない。床も畳ではなくてフローリングだ。
誰もいない。室内を見まわした。大家はどこだ?
バァン!叩く音が止まらない。音の方を見ると、今まで居た202号室側の壁から
聞こえてくる。こちら側に貼ってあるはずのベニヤ板が無い。普通の白壁だった。
…さっき見た部屋は、この部屋じゃない。
201と202の間は壁一枚だけだ。
あの壁の間で、今もベニヤ板をバンバン叩いているのは…?
二人で速攻で逃げ出した。預かったカギも無かったので、一気に駅まで逃げ帰った。
その間じゅう、ベニヤ板を叩く音は止まなかった。
不動産屋に文句を言う気にもならず、素通りして中央線に飛び乗り、帰宅した。
その後、その不動産屋には二度とこちらから連絡しなかった。
結局、別の場所に住居を定めた。その後、転居も数回している。
その物件は、壊されてなければ、まだ吉●寺にある筈だ。
だが、いまだにその不動産屋から、物件の仲介のDMが届く。
いい加減にして欲しい。
ガリレオの苦悩
本当に頭がよくなる1分間勉強法
怖い話 オカルト板まとめ
2chの怖い話 都市伝説まとめ
2chの怖い話 シリーズ物まとめ
実体験ネタはいくつかありますが、全部死ぬほど怖いと、おいらがマジに死にますw
怖いかなーと思ったネタだけ、ここに投下することにしました。
今回はどうか?宜しければ。
【壁】
1/4
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「やっぱ、住むなら学生の街でしょ」ということで、大学には遠くなるが、そういった
小洒落た場所をもとめて、中央線沿線で良さそうなところを物色していた。
一旦電話をし、物件の概要を聞いてから、駅前のとある不動産屋に足を運んだ。
間取り図を見せて貰う。二階の201号室と202号室が空いていた。
「奥の203号室に住居人がいますが、それだけです。静かでいい環境ですよ」
なるほど、確かにこの間取り、2K風呂トイレ付きで4万は、ここらでは破格に安い。
だが、自分は付き添えないので、カギは開けてあるから、勝手に見てきてくれという。
現地へと歩いた。駅前のその不動産屋から徒歩7分。駅にも遠くない。
目指すは二階の202号室。2つ空いている部屋のうち、真ん中を選んだのは日当たりと、
間取りの問題だった。2つの部屋は壁1枚で隣接しており、その壁を軸にして対称に
間取られている。ただ201号室の方は、バスとトイレが同部屋のユニットバスだった。
彼女にはこれがNGだった。
不動産屋は、2部屋とも開けてあるから両方見てから決めていいと言っていたが。
階段を昇って通路から見た感じ、扉は→□□外壁□という並びになっている。
手前から201号室。不動産屋の言ったとおり、2室とも鍵は開けてあった。
まず202号室から入る。2階の真ん中の部屋な割に、壁に素通しのガラス窓が嵌まって
いるのに気付いた。その向こうは、同じく空いているという、201号室だ。
現在そこは塞がれていて、目隠し用なのか、ベニヤ板が貼り付けられている。
変だな。何故、壁に窓なんか付けるんだろう?嫌な感じがした。
535 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/12/03(木) 21:35:41 ID:MnlKpsP80
2/4
持ってきたビー玉を床に転がしてみる。案の定、それはコロコロと転がって、玄関の
土間のタタキにコロンと落ちた。部屋自体も傾いているということだ。
ここは良くない。他のもっとマシな物件を当たろう。
「ここはダメでしょ」と言いかけた時、彼女がビクっとして腕を掴んだ。
「何だよ?」
「あの窓…」
彼女が恐る恐る指さしているのは、ベニヤ板でハメ殺している、例の窓だ。
「人が覗いてた…」
「はは、馬鹿な。向こうは空き部屋じゃん」
「見たんだもの…あのベニヤの隙間から誰か覗いてた…」
思い切って近づいて調べると、窓はちゃんとこちら側から施錠されている。。
しかし板は…目隠しのベニヤ板は、向こう側から貼り付けられていた。
これ…ベニヤを剥がせば、こっちの室内が…アレとかソレとか丸見えじゃん。
覗かれるのが嫌なら、こっちからも目隠しを張るしかない。ありえない。気分が悪い。
向こうは…201号室は空き室の筈だ。
じゃ、さっき彼女が見た、向こうから覗いていたというのは誰だ?
不動産屋か?近所に住むとかいう、ここの大家か?
カギを開けて少し窓を開き、その先を塞いでいるベニヤ板に触ってみる。少しタワんだ。
しっかり留められていない。内装も杜撰だ。ふざけるな。
向こうの住人がその気になれば、簡単にここから覗ける。
さっき彼女が見たという人影、たぶん大家が様子を見にきたのだろう。
ちゃんと打ち付けておけよ、この板。まあ、ここに住む気は無いが。
536 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/12/03(木) 21:36:28 ID:MnlKpsP80
3/4
試しに、もう少しベニヤを押してみた。動く。三角形に開いた隙間から、201号室の奥、
床の様子が少しずつ見えてきた。
光が射さず、真っ茶色に変色して毛羽立った畳、それが縦に4畳ほど繋がっているようだ。
そこは超・細長い四畳半だった。
この隙間からはユニットバスにも、別の部屋にも繋がるようなドアは見えない。
家財道具も置いてあるようには見えなかった。
正真正銘の「ウナギの寝床」だ。人が住んでいる気配は…無いよな、空き室だし…
でも、この部屋と対称な間取りの201号室が、こんなに狭い筈が-
バァン!
ベニヤ板が、向こう側から思い切り叩かれた。もう少しで指を挟むところだった。
心臓が縮み上がったが、覗いてたこっちが悪かったかも。やっぱり大家かな?
「すいません、誰かそっちにいますか?…大家さん?」とノックした。
「ねえ、やばいよ」彼女が泣きそうな顔で、逃げの体勢になっている。
バァン!
凄い勢いでベニヤ板を叩き返してきた。この野郎。その窓を施錠して、部屋の外に出た。
すぐ隣の201号室の玄関のドアを叩いた。
「ちょっと!止めてくださいよ!怪しい者じゃないです!大家さんでしょ?」
「隣の202号室を見に来た者です!●●不動産の紹介で…」
バァン!バァン!まだ聞こえる。そいつは叩くのを止めない。おい、聞こえてないのか?
ドアノブを回した。玄関を入って201号室の中を見たとき、流石に凍り付いた。
537 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/12/03(木) 21:38:16 ID:MnlKpsP80
4/4
確かに、202号室と対称に間取られた、ごく普通の部屋だった。
さっき見たような「ウナギの寝床」なんかではない。床も畳ではなくてフローリングだ。
誰もいない。室内を見まわした。大家はどこだ?
バァン!叩く音が止まらない。音の方を見ると、今まで居た202号室側の壁から
聞こえてくる。こちら側に貼ってあるはずのベニヤ板が無い。普通の白壁だった。
…さっき見た部屋は、この部屋じゃない。
201と202の間は壁一枚だけだ。
あの壁の間で、今もベニヤ板をバンバン叩いているのは…?
二人で速攻で逃げ出した。預かったカギも無かったので、一気に駅まで逃げ帰った。
その間じゅう、ベニヤ板を叩く音は止まなかった。
不動産屋に文句を言う気にもならず、素通りして中央線に飛び乗り、帰宅した。
その後、その不動産屋には二度とこちらから連絡しなかった。
結局、別の場所に住居を定めた。その後、転居も数回している。
その物件は、壊されてなければ、まだ吉●寺にある筈だ。
だが、いまだにその不動産屋から、物件の仲介のDMが届く。
いい加減にして欲しい。
ガリレオの苦悩
本当に頭がよくなる1分間勉強法
怖い話 オカルト板まとめ
2chの怖い話 都市伝説まとめ
2chの怖い話 シリーズ物まとめ
音の原因
335 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/28(土) 16:26:13 ID:hTRU4lYn0
単発ネタ投下。
この荒れ方だとスズキさんの後日ネタや、シリーズと目されるネタは
霊感シリーズの方に投下した方がいいかもな。
まあ、宜しければ。
【塵芥;ごみ】
1/2
日付も変わってしばらくした真夜中。飲み会の帰りに、夜道を自転車でとばしてた。
かなり飲んでいた。夜風が気持ちいい。でもこの先のあの交番の前を通ると捕まるかも…
今日は別の道を迂回して帰ろう。
遠回りして、小路のカーブに差し掛かろうとしたとき、ドテラを着てゴミを両手で
胸に抱えた、茶髪の若い女が、正面からとぼとぼと歩いているのに出くわした。
ぶつかる程に危険な距離とスピードではなかったが、時刻はまだ日曜日の未明。
ここら辺のゴミの回収は月曜日だろ…とか思い、一瞬、何を捨てるつもりなのか気に
なってそちらを注視した。
暗がりの向こうに見える彼女が抱えていたゴミは、まるまると布にくるまれていた。
人の形をして、あーあーとか細い声で泣いている。ゴミではなかった。
赤ん坊だった。
『ああ、夜泣きして、外にあやしに出たんだな。若いのに大変だな』当然、おいらは
そう思ってカーブに進入しようとしたそのとき、真横で甲高い女の怒号が飛んだ。
叫び続けている。声が後ろに遠のいていく。
336 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/28(土) 16:27:19 ID:hTRU4lYn0
2/2
茶髪の母親はこう叫んでいた。
「この野郎!いくらおべっかを使っても無駄だ!」
「おまえさえ居なければ######!」
「だからお父さんに@@@を%%%される!」
「おじちゃんそれは止めて!」
「だからどうした!」
「い、いぃぃ、いいいーー!」
「俺が嫌いなのか?」
「がぁあ、ああ!」
「お母さん、お母さん!」
育児ノイローゼか?それとも統失か?
若い母親だしな。もしかしてDQN親か?父親の方は、ほったらかしかよ…。
あんなことを赤ん坊の頃から怒鳴られ続けるなんて、可哀想だな…
やはりDQNはDQNの輪廻からは逃れられないな…
なんて思いつつ、カーブを曲がり切り、ペダルを踏み込んで加速しようとしたとき、
うしろでゴキュ!という音がした。
面倒くせぇ。音の原因なんて知りたくもない。おいらはもう眠い。帰りたい。
どうせDQN親子の問題だ。おいらは関係ない。
気持ち悪い。猛烈に頭が痛い。割れる様だ。
酒の勢いを借りて、我慢して振り返らずに、無理やりそのまま家に帰った。
家に着き、バファリン飲んでとっとと寝ようと歯を磨いている時、
遠くでサイレンが鳴りはじめた。頭が痛い。
洗面台の鏡に写る自分を見て、涙が出た。
止まらなかった。
奇跡のリンゴ
終の住処
単発ネタ投下。
この荒れ方だとスズキさんの後日ネタや、シリーズと目されるネタは
霊感シリーズの方に投下した方がいいかもな。
まあ、宜しければ。
【塵芥;ごみ】
1/2
日付も変わってしばらくした真夜中。飲み会の帰りに、夜道を自転車でとばしてた。
かなり飲んでいた。夜風が気持ちいい。でもこの先のあの交番の前を通ると捕まるかも…
今日は別の道を迂回して帰ろう。
遠回りして、小路のカーブに差し掛かろうとしたとき、ドテラを着てゴミを両手で
胸に抱えた、茶髪の若い女が、正面からとぼとぼと歩いているのに出くわした。
ぶつかる程に危険な距離とスピードではなかったが、時刻はまだ日曜日の未明。
ここら辺のゴミの回収は月曜日だろ…とか思い、一瞬、何を捨てるつもりなのか気に
なってそちらを注視した。
暗がりの向こうに見える彼女が抱えていたゴミは、まるまると布にくるまれていた。
人の形をして、あーあーとか細い声で泣いている。ゴミではなかった。
赤ん坊だった。
『ああ、夜泣きして、外にあやしに出たんだな。若いのに大変だな』当然、おいらは
そう思ってカーブに進入しようとしたそのとき、真横で甲高い女の怒号が飛んだ。
叫び続けている。声が後ろに遠のいていく。
336 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/28(土) 16:27:19 ID:hTRU4lYn0
2/2
茶髪の母親はこう叫んでいた。
「この野郎!いくらおべっかを使っても無駄だ!」
「おまえさえ居なければ######!」
「だからお父さんに@@@を%%%される!」
「おじちゃんそれは止めて!」
「だからどうした!」
「い、いぃぃ、いいいーー!」
「俺が嫌いなのか?」
「がぁあ、ああ!」
「お母さん、お母さん!」
育児ノイローゼか?それとも統失か?
若い母親だしな。もしかしてDQN親か?父親の方は、ほったらかしかよ…。
あんなことを赤ん坊の頃から怒鳴られ続けるなんて、可哀想だな…
やはりDQNはDQNの輪廻からは逃れられないな…
なんて思いつつ、カーブを曲がり切り、ペダルを踏み込んで加速しようとしたとき、
うしろでゴキュ!という音がした。
面倒くせぇ。音の原因なんて知りたくもない。おいらはもう眠い。帰りたい。
どうせDQN親子の問題だ。おいらは関係ない。
気持ち悪い。猛烈に頭が痛い。割れる様だ。
酒の勢いを借りて、我慢して振り返らずに、無理やりそのまま家に帰った。
家に着き、バファリン飲んでとっとと寝ようと歯を磨いている時、
遠くでサイレンが鳴りはじめた。頭が痛い。
洗面台の鏡に写る自分を見て、涙が出た。
止まらなかった。
奇跡のリンゴ
終の住処
ばあちゃん
71 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 00:27:24 ID:kKlMUnIN0
おいらです。
>>32の犬が喰われた話について、当時犯人が誰ということまでは突き詰められなかったと聞いています。
じいちゃんにもいろいろあって、そういった結論に凝り固まっていた部分も多分にあるでしょう。明治生まれの、もうこの世にはいない老人の話と思って、許してつかぁさい。
で、今度はいろいろあったウチのばあちゃんの最期について。
自分にとっては生々しい話しですが…宜しければ。
今回は、スレの趣旨にあっていればいいんですが。
ゴメンね、ばあちゃん。
ーーーーーーーー
なぜか、親戚の死に絡んで、不思議な目によく逢う。
最初は、高校学園祭の準備をしているときだった。
クラス対抗の行灯行列用に、角材の骨組みにカナヅチを振るっていると、グラウンドの木立の影に、誰か立ってこちらを見ているのに気づいた。
顔はよく見えなかったが、一瞬でばあちゃんだと解った。
「ああ、ばあちゃんか」と思って釘の頭を叩いたとき、はっとした。
こんなところに一人で来れる筈がない。ばあちゃんは、入院しているのに…
すぐにその木立の方を振り返ったが、そこには誰も居なかった。
ふた月ほど前、休日の昼間、ばあちゃんが自宅の台所で倒れているのを、遊びに来ていたおいらが最初に見つけて救急を呼んだ。動かさない方がいいと漫画で読んで知っていた。症例にも心当たりがあった。
案の定、クモ膜下出血だった。(手塚先生ありがとう)
72 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 00:29:41 ID:kKlMUnIN0
幸い、命は取り留めたものの、その後のボケ具合はかなり強烈。一方畑仕事で鍛えた体は何処も悪くなかったため、病院内でゾロゾロ徘徊してしまい、大変だったらしい。
伯母さん、お袋、小母さんの三姉妹は交代で付き添った。
時折、記憶がフラッシュバックするのか、ばあちゃんは目を見開いて、お袋達を口汚く罵ることすらあったという。
「あんなに昔のことなのに」
「だって、そのころは母さんも生まれてないでしょ?」
「オオタニ」
「よく覚えていたもんだね」
「あれが、ばあちゃんの本心だったのかも知れないね」
制御の効かなくなった頭から溢れ出る、「正」も「負」もごった煮の、ナマの感情。
それを、マトモにぶつけられた娘三人の心労と負担は、計り知れない。
ある夜、三人揃って、夜中泣いているのを見たこともある。疲れているのがわかった。
(当然、旦那連中も協力を惜しまなかったことを付け加えておきます)
基本的におばあちゃん子だったおいらが、見舞いに行きたいというと、逆に言われた。
「見舞いに行ってもお前とは解らないだろう。行ったところで仕方ない」と。
…ゆえに状況を詳しく知らず、のほほんと高校生活を勝手にエンジョイしていたおいらも、その時は持っていたカナヅチを放り出し、何か不吉なものを感じて速攻で学校を早退した。
家に帰り着くと、親父も弟も早引きしてきたらしく、慌ただしく身仕度している。
「もしかして、ばあちゃんか?」
「今学校に電話しようとしてたところだ。どうして解った?」
「学校に、ばあちゃんが来た」
親父は「そうか」と言ったきり、それ以上話さなかった。
75 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 00:42:00 ID:kKlMUnIN0
通夜と葬式は無事に終わったが、出棺のとき、霊柩車の最後の別れのクラクションが故障して、しばらく鳴り止まなかったのを覚えてる。
それからはいろいろと奇妙な事が立て続けに起こった。仏壇から手が出ているのが見えたり、微妙にばあちゃんの遺影の表情が変わったり。
それまでは不思議と嫌な感じはしなかった。だって、おいらのばあちゃんだもの。
そうこうしているうち、高校三年になって、おいらに彼女が出来た。
弱小部、部長の権限で一年生の後輩を運よく引っ掛けて…まあ自宅同士だったし、当然Hもない、今でいえば清い交際だ。
その頃、祖父母が亡くなって残ったのは全部女の三姉妹。既に全員が別の家に嫁いでいて、母方の実家が空く状況になり、結局、おいらの親父が嫁方の墓を守るという約束で、おいら家族は札幌の借家を引き払い、祖父母の家に代わって住むことになっていた。
…ゆえに、急においらの家は広くなり、文化系である我が部活は、合宿しようということになった。この家で。
ちょっとばかり隠しておいた酒も飲み、いざ就寝というときも、男部屋女部屋を区別するでもなく、一間のまま一階の広間に、有りったけの布団を敷いて雑魚寝をした。
部員同士、おいらと彼女が付き合っていたのは明白・公認だったので、当然彼女の場所はおいらの横。衆人監視の中、どうのこうのできる筈もなく、ぎりぎり隠れて手を繋ぐくらいで眠りについた…と思った。
その夜中、生まれて初めての金縛りにあった。意識ははっきりしている。横に彼女の頭が見える位置だった。
気配がした。誰か居る。見下ろしている。
82 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 08:33:08 ID:omUk7smE0
けど、その視線はおいらに向けられたものじゃなかった。
ばあちゃんだった。すぐ横に寝ている、彼女の上に座っていた。
そのままの実感のある、いつもの姿で彼女の上に正座している。ギーっと目を見開いて、彼女の顔を眼前まで覗き込んでいた。
彼女は寝息を立てている。気づいていなのか?重くないのか?
いや、ばあちゃん、そもそもなんで出てきたの?よりにもよって今夜に。それも彼女の上に座って、何してんの?
「!!!!!#$&%@#$!!!!!」
声にもならない呻きを振り絞った。多分何かの音になったと思う。
ばあちゃんは、目を見開いたまま、おいらの方に振り向いた。
正直、恐ろしかった。あんな顔と、目を見たことは今まで一度もなかった。
目をそらすことができない。ばあちゃんは目を見開いたまま、彼女とおいらを見比べてる。
83 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 08:36:53 ID:omUk7smE0
「俺を想ってくれるのは嬉しいけど、もう、そうやって出て来るのは止めて下さい!」
汗だくになりながら、ようやくそこまで言い終えた。
それまで目を見開いていたばあちゃんは、それが聞こえたのか、一瞬固まった様に見えた。そして少し小首をかしげ、何か言いかけたまま、スーッと消えた。
結局この後、おいらのこの声でみんな起きだしてしまった。こっちはこっちで、急に恥ずかしくて堪らなくなった。これはウチの家族の問題だ。他人を巻き込むことじゃないし、寝ていた彼女にも本当のことなんか言えない。しかも、部長たる自分の家での一件だ。
これは誰にも話せない。
内心で、おいらは後悔していた。ばあちゃんは何か言いたかったのか?それを聞けなかった。
そしてもう二度と、ばあちゃんにはこの世では会えないだろう。そうボンヤリ確信していた。何故なら、おいらが言ってしまったのだから。「もう会いたくない」と。
あんなに好きだったのに。
今更どんなに謝っても、届かない。
人は死ぬと、いつの時点の記憶を持って現世に化けて来るのだろう?
きっとあった筈の、若く楽しかった時の優しい思い出か?
それとも亡くなる直前の、ボケてしまった状態の、記憶とも呼べないマダラな断片か?
この世への恨み?苦しい痛み?
死者は、向こうでも永遠にそれを繰り返すのだろうか?
もしそうなら、…そしてそれが後者だったとしたら、悲しすぎる。
強欲資本主義ウォール街の自爆
モデル失格
おいらです。
>>32の犬が喰われた話について、当時犯人が誰ということまでは突き詰められなかったと聞いています。
じいちゃんにもいろいろあって、そういった結論に凝り固まっていた部分も多分にあるでしょう。明治生まれの、もうこの世にはいない老人の話と思って、許してつかぁさい。
で、今度はいろいろあったウチのばあちゃんの最期について。
自分にとっては生々しい話しですが…宜しければ。
今回は、スレの趣旨にあっていればいいんですが。
ゴメンね、ばあちゃん。
ーーーーーーーー
なぜか、親戚の死に絡んで、不思議な目によく逢う。
最初は、高校学園祭の準備をしているときだった。
クラス対抗の行灯行列用に、角材の骨組みにカナヅチを振るっていると、グラウンドの木立の影に、誰か立ってこちらを見ているのに気づいた。
顔はよく見えなかったが、一瞬でばあちゃんだと解った。
「ああ、ばあちゃんか」と思って釘の頭を叩いたとき、はっとした。
こんなところに一人で来れる筈がない。ばあちゃんは、入院しているのに…
すぐにその木立の方を振り返ったが、そこには誰も居なかった。
ふた月ほど前、休日の昼間、ばあちゃんが自宅の台所で倒れているのを、遊びに来ていたおいらが最初に見つけて救急を呼んだ。動かさない方がいいと漫画で読んで知っていた。症例にも心当たりがあった。
案の定、クモ膜下出血だった。(手塚先生ありがとう)
72 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 00:29:41 ID:kKlMUnIN0
幸い、命は取り留めたものの、その後のボケ具合はかなり強烈。一方畑仕事で鍛えた体は何処も悪くなかったため、病院内でゾロゾロ徘徊してしまい、大変だったらしい。
伯母さん、お袋、小母さんの三姉妹は交代で付き添った。
時折、記憶がフラッシュバックするのか、ばあちゃんは目を見開いて、お袋達を口汚く罵ることすらあったという。
「あんなに昔のことなのに」
「だって、そのころは母さんも生まれてないでしょ?」
「オオタニ」
「よく覚えていたもんだね」
「あれが、ばあちゃんの本心だったのかも知れないね」
制御の効かなくなった頭から溢れ出る、「正」も「負」もごった煮の、ナマの感情。
それを、マトモにぶつけられた娘三人の心労と負担は、計り知れない。
ある夜、三人揃って、夜中泣いているのを見たこともある。疲れているのがわかった。
(当然、旦那連中も協力を惜しまなかったことを付け加えておきます)
基本的におばあちゃん子だったおいらが、見舞いに行きたいというと、逆に言われた。
「見舞いに行ってもお前とは解らないだろう。行ったところで仕方ない」と。
…ゆえに状況を詳しく知らず、のほほんと高校生活を勝手にエンジョイしていたおいらも、その時は持っていたカナヅチを放り出し、何か不吉なものを感じて速攻で学校を早退した。
家に帰り着くと、親父も弟も早引きしてきたらしく、慌ただしく身仕度している。
「もしかして、ばあちゃんか?」
「今学校に電話しようとしてたところだ。どうして解った?」
「学校に、ばあちゃんが来た」
親父は「そうか」と言ったきり、それ以上話さなかった。
75 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 00:42:00 ID:kKlMUnIN0
通夜と葬式は無事に終わったが、出棺のとき、霊柩車の最後の別れのクラクションが故障して、しばらく鳴り止まなかったのを覚えてる。
それからはいろいろと奇妙な事が立て続けに起こった。仏壇から手が出ているのが見えたり、微妙にばあちゃんの遺影の表情が変わったり。
それまでは不思議と嫌な感じはしなかった。だって、おいらのばあちゃんだもの。
そうこうしているうち、高校三年になって、おいらに彼女が出来た。
弱小部、部長の権限で一年生の後輩を運よく引っ掛けて…まあ自宅同士だったし、当然Hもない、今でいえば清い交際だ。
その頃、祖父母が亡くなって残ったのは全部女の三姉妹。既に全員が別の家に嫁いでいて、母方の実家が空く状況になり、結局、おいらの親父が嫁方の墓を守るという約束で、おいら家族は札幌の借家を引き払い、祖父母の家に代わって住むことになっていた。
…ゆえに、急においらの家は広くなり、文化系である我が部活は、合宿しようということになった。この家で。
ちょっとばかり隠しておいた酒も飲み、いざ就寝というときも、男部屋女部屋を区別するでもなく、一間のまま一階の広間に、有りったけの布団を敷いて雑魚寝をした。
部員同士、おいらと彼女が付き合っていたのは明白・公認だったので、当然彼女の場所はおいらの横。衆人監視の中、どうのこうのできる筈もなく、ぎりぎり隠れて手を繋ぐくらいで眠りについた…と思った。
その夜中、生まれて初めての金縛りにあった。意識ははっきりしている。横に彼女の頭が見える位置だった。
気配がした。誰か居る。見下ろしている。
82 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 08:33:08 ID:omUk7smE0
けど、その視線はおいらに向けられたものじゃなかった。
ばあちゃんだった。すぐ横に寝ている、彼女の上に座っていた。
そのままの実感のある、いつもの姿で彼女の上に正座している。ギーっと目を見開いて、彼女の顔を眼前まで覗き込んでいた。
彼女は寝息を立てている。気づいていなのか?重くないのか?
いや、ばあちゃん、そもそもなんで出てきたの?よりにもよって今夜に。それも彼女の上に座って、何してんの?
「!!!!!#$&%@#$!!!!!」
声にもならない呻きを振り絞った。多分何かの音になったと思う。
ばあちゃんは、目を見開いたまま、おいらの方に振り向いた。
正直、恐ろしかった。あんな顔と、目を見たことは今まで一度もなかった。
目をそらすことができない。ばあちゃんは目を見開いたまま、彼女とおいらを見比べてる。
83 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/20(金) 08:36:53 ID:omUk7smE0
「俺を想ってくれるのは嬉しいけど、もう、そうやって出て来るのは止めて下さい!」
汗だくになりながら、ようやくそこまで言い終えた。
それまで目を見開いていたばあちゃんは、それが聞こえたのか、一瞬固まった様に見えた。そして少し小首をかしげ、何か言いかけたまま、スーッと消えた。
結局この後、おいらのこの声でみんな起きだしてしまった。こっちはこっちで、急に恥ずかしくて堪らなくなった。これはウチの家族の問題だ。他人を巻き込むことじゃないし、寝ていた彼女にも本当のことなんか言えない。しかも、部長たる自分の家での一件だ。
これは誰にも話せない。
内心で、おいらは後悔していた。ばあちゃんは何か言いたかったのか?それを聞けなかった。
そしてもう二度と、ばあちゃんにはこの世では会えないだろう。そうボンヤリ確信していた。何故なら、おいらが言ってしまったのだから。「もう会いたくない」と。
あんなに好きだったのに。
今更どんなに謝っても、届かない。
人は死ぬと、いつの時点の記憶を持って現世に化けて来るのだろう?
きっとあった筈の、若く楽しかった時の優しい思い出か?
それとも亡くなる直前の、ボケてしまった状態の、記憶とも呼べないマダラな断片か?
この世への恨み?苦しい痛み?
死者は、向こうでも永遠にそれを繰り返すのだろうか?
もしそうなら、…そしてそれが後者だったとしたら、悲しすぎる。
強欲資本主義ウォール街の自爆
モデル失格
口に出すな
127 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/22(日) 02:29:43 ID:rETLHkqV0
おいらです。
犬の話で荒らしてしまってすみません。
大学の頃に漫画家先生のアシのバイトしてまして。その時のお話。
宜しければ。
ーーーーーーー
一時期、大学のサークルの関係で、アシスタントのバイトをしていた時期がある。
高円寺の北にある先生の自宅に伺って、5人くらいの編成で、一人一晩1万円。
おいらの担当は背景とトーンワークだった。内容は、まあ推して知るべし。
そのアシ連の中に一人、結構強力な人がいた。名前をモリヤマくんという。
黒ブチのメガネをかけた、フツーの高青年だ。彼もまだ大学生だった。
そのモリヤマくんは来る度に、にこにこ笑いながら、何かと心霊写真を持ってくる。
これが毎回、なかなかにエグい。
彼がアシに来ると、先生もその輪に入ってしまい、なかなか仕事にならない。
だがこの日、彼が持ってきた写真は、いつにも増してヤバかった。
「この前、K野神社で撮ってきたんですよ。天気も良くて。いやーすごかった」
フィルム2本で48枚のプリントは、冗談でなく、全てがおかしかった。
まず、全部粒子の色が泡立っている(砂地のように見える)。
どの樹木を写しても、木の葉の影に髑髏が無数に見える。
階段を撮っても、そこに落ちる木立の影が、牛の頭の骨に見える。
写真のどこかに霊体が…というレベルではない。全ての写真の全面に写って
いるのだ。
ここまで来ると、皆黙りこくってしまった。普段はスゲーだのヤベーだの騒いでいる
先生も静かになっている。息を呑む作品群だった。
夏の暑い日、窓を開けているのに部屋の温度がどんどん下がってきてるのが判る。
128 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/22(日) 02:32:26 ID:rETLHkqV0
「いいスか、次の写真は絶対に論評しちゃダメっすよ。口にするとヤバイ。マジで」
モリヤマくんは、この日の取って置きをペラリと出した。
「…これ、誰ですか?」
「ああ、彼?一緒に行ったスズキ」
…あまり悪い事は言いたくないが、正直、素人目に見ても、彼は長生きできない
のではないかと、本気で心配になる写真だった。
いや、このスズキという人物、本当に人間なのだろうか?それすらも怪しい。
心霊写真を見ただけで、涙ぐんでしまったのは、これが初めてだった。
平らな場所に、そのスズキさんが両手を後ろ手に組んで、こっちを向いて笑ってる。
太陽は彼から見て右手の頭上にある。故に影は彼の左下、つまり写真に向って
右下に伸びるはずだ。だが、この影がとんでもなかった。
まず、彼の影が彼の足元に繋がってない。ここから既におかしい。
影の片手が上がっていて、長い杖みたいなものを持っていて…なんですか、これ?
背中に、一際大きな影が…コレは翼でしょうか?
頭には角のようなものも…もうカンベンしてください…
駄目押しに、尻尾のようなものが腰から…これでは、まるで…悪ー
同じ言葉を、よりにもよって先生が呟いてしまった。
「…これは…まるで、ア…」
「それを言うなァア!!!」
モリヤマくんの、鋭い声の一喝が響いた。
びっくりして振り向くと、鬼のような形相で部屋の片隅を見つめている。
顔を真っ赤にして、冷や汗をかいてブルブル震えている。
129 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/22(日) 02:35:17 ID:rETLHkqV0
「その窓を閉めろ!」
言われるがまま、弾かれるようにアシの一人がその窓に駆け寄った瞬間、カーテンを
引き裂いて、何か白い塊が飛び込んできた。
それは凄い速さで部屋の中を通り抜け、向こうの開いている窓から飛び出して
行った。本当に一瞬だった。
一番間近にいたそのアシさんは、失禁して気絶していた。
おいらたちも、さすがに腰を抜かして、しばらく立てずにいた。
「…もう、大丈夫ッス」モリヤマくんの一言でようやく皆、無言で自分の位置に戻る。
それから誰も話をしようとしなかった。
「…これじゃ仕事にならねえな…」先生が呟いた。まあ、確かに。
「今日は終わり。これで酒買ってきて。でもみんな朝まで居てくれよ。俺が怖いから」
その後は怖がってる先生を囲んで酒盛りになった。モリヤマくんは足の竦んだアシを
2人引っ張って酒を買いに行く。気絶したアシには先生のトランクスとジャージを
貸してシャワーを浴びさせている。
まだ放心している先生は座らせておいて、おいらは酒盛りの用意をし始めた。
それまで皆が使っていた飲み物のコップを、一回洗っておこうとしてギョッとした。
誰かの麦茶の飲み残しが、ガチンガチンに凍りついていた。
242 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/24(火) 18:04:52 ID:5t7/u3d50
おいらです。投下準備完了。
>>129の後日譚となります。宜しければ。
【スズキの写真 その後】
1/3
酒を買いに行っていたモリヤマくん達が帰ってきたのは、1時間後だった。
ビールとツマミを、新聞を敷いた床にガラガラとあけて酒盛りが始まったのだが…
静かだ。
皆、さっきのことを聞きたくて仕方がない。だが、誰も切り出せない。
モリヤマくんは一人だけ黙々とビールを腹に流し込み、平気で柿の種をバリバリ
喰っている。
「なあ…さっきのは…」堪りかねて話しかけたのは先生だった。
この人、実は相当に我慢弱い?
モリヤマくんの手が止まった。
「あの写真を見せるんじゃなかった。ふざけてて油断してました」
「最初に言いましたよね。あれを見て思ったことを口に出すとヤバいと」
「だから、説明することができない」
「口にしただけで、またすぐにあれが来ます。俺には来るのを止められない」
「言っときますけど、あそこはマジですから。ホントにシャレになりません」
二人が心霊写真を撮ってきた「K野神社」は、この辺りではほぼ最凶の有名なスポットだ。
彼いわく…。
「あそこは関東の西の要。ここら辺を東西南北に通る、霊道の交差点みたいなもんです」
「あそこを通る連中には、時折、凄いのが稀に居ます」
「よく判らないけど、<すごく冷たくて速いやつ>とかも居る。そいつが通った場所は、
一瞬で空気が無くなる…それで物が裂けたり、凍ったりする。現象的には鎌鼬に結構
似ているやつです。さっき来たのが、まあ…そいつですけど。」
おい、やけに詳しく説明してないか?また来ちまうだろ、そいつが。
243 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/24(火) 18:06:19 ID:5t7/u3d50
2/3
ということは、近くにいて失禁気絶したアシさんは、本当に運が良かったに違いない。
モリヤマくんの言ったものに、まともに当たってたら、冷凍バラ肉だったかも。
「本当にすみませんでした。止められなくて」
殊勝にも、モリヤマくんは改めて、そのアシさんに土下座までして、謝罪してた。
先生も、しまいに天井を見上げながら言った。
「もういいわ。これ以上聞くと、俺が引っ越さなきゃいけなくなりそうだ」
確かに、ここ先生の自宅だしな。これ以上、事が深刻になると仕事に触るだろう。
モリヤマくんは少し黙って、表情を曇らせた。
「まあ、あいつのことなら…少しは話せます。逆に、理解してやって欲しいし…」
スズキさんのことか。
「最初、中学であいつに会った時、俺も本気で心配になりました」
「クラスみんなで最初に自己紹介やった時も、あいつだけ事故紹介ですって言って
笑ってやってましたから」
「霊媒体質っていますよね。よく色んなのが憑いちゃって、肩を重そうにしてる人」
「でも普通は自分の魂の嵩分、そうそう入っては来れません」
「あいつの場合は、憑け込まれる場所…というか容量が普通の人より大きいんです」
「…ていうより、スカスカなのでスポンジみたいにどんどん入ってきちゃう」
「この前、あいつのアパートに行ったら、順番待ちが部屋の外まで溢れてました」
「笑っちゃったのが、外に溢れた連中が、列作って待ってるんですよ」
順番待ちの連中ってなんだ?スポンジみたいにスカスカってどういう意味だ?
244 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/24(火) 18:08:55 ID:5t7/u3d50
3/3
モリヤマくんは話を続ける。
「俺、あんまり音の方は聞こえないんです。逆に耳が良すぎて雑音が入ってくるんで、
感じられないんです。どっちかというと見えちゃう方」
「六つ子くらいの胎児みたいなやつ、何があったかパンパンに膨れた女、ずーっと
叫んでるような顔してるおばさん、潰れたゴキブリ、良く分からない白いブヨブヨ
したもの、青ざめた顔でドアをノックし続けてるハゲ、5メートルくらいの顔のない人、
脳みそが出て首をカクカクさせてる小学生、首も手足もないけどジタバタしてる肉塊、
首が50センチくらい延びちゃって上向いてる人、ハラワタの出たネコ、同じ
場所を回り続けてる小人、頭から足の生えてるカラス、人の形をした焦げた皮、
あ、あと手とか足だけってやつも居ました」
「そいつらが全部、あいつに取り憑く順番を待ってた」
ぶぅげえぇおええ!さっき気絶したアシさんが、今まで飲んでたものを吐いた。
「色んなのが入ってくるので、あいつの何が主体の憑きものか、俺にも判りません」
「すみません。これ以上は詳しく言えません」
いや、もうかなり詳しいだろ。こっちにゲロかかりそうだったし。そこまで言うな。
おいらは、再びあれを呼び込まないように、思わず口に出さないように注意して、
自分なりに、頭の中だけで推理してみた。
…あの影は悪魔じゃない。
スズキさんに入ってくる、その色んなものが、影になって写ったのだ。
…キメラだ。
鼻をすすりあげる音が聞こえた。
モリヤマくんだった。いつの間にか彼は涙ぐんでた。
そしてグシャグシャに泣きながら、言った。…いったい、これをどう解釈すればいい?
「…あいつ…、元から半分なんですよ。魂が」 終
作ってあげたい彼ごはん
面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
おいらです。
犬の話で荒らしてしまってすみません。
大学の頃に漫画家先生のアシのバイトしてまして。その時のお話。
宜しければ。
ーーーーーーー
一時期、大学のサークルの関係で、アシスタントのバイトをしていた時期がある。
高円寺の北にある先生の自宅に伺って、5人くらいの編成で、一人一晩1万円。
おいらの担当は背景とトーンワークだった。内容は、まあ推して知るべし。
そのアシ連の中に一人、結構強力な人がいた。名前をモリヤマくんという。
黒ブチのメガネをかけた、フツーの高青年だ。彼もまだ大学生だった。
そのモリヤマくんは来る度に、にこにこ笑いながら、何かと心霊写真を持ってくる。
これが毎回、なかなかにエグい。
彼がアシに来ると、先生もその輪に入ってしまい、なかなか仕事にならない。
だがこの日、彼が持ってきた写真は、いつにも増してヤバかった。
「この前、K野神社で撮ってきたんですよ。天気も良くて。いやーすごかった」
フィルム2本で48枚のプリントは、冗談でなく、全てがおかしかった。
まず、全部粒子の色が泡立っている(砂地のように見える)。
どの樹木を写しても、木の葉の影に髑髏が無数に見える。
階段を撮っても、そこに落ちる木立の影が、牛の頭の骨に見える。
写真のどこかに霊体が…というレベルではない。全ての写真の全面に写って
いるのだ。
ここまで来ると、皆黙りこくってしまった。普段はスゲーだのヤベーだの騒いでいる
先生も静かになっている。息を呑む作品群だった。
夏の暑い日、窓を開けているのに部屋の温度がどんどん下がってきてるのが判る。
128 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/22(日) 02:32:26 ID:rETLHkqV0
「いいスか、次の写真は絶対に論評しちゃダメっすよ。口にするとヤバイ。マジで」
モリヤマくんは、この日の取って置きをペラリと出した。
「…これ、誰ですか?」
「ああ、彼?一緒に行ったスズキ」
…あまり悪い事は言いたくないが、正直、素人目に見ても、彼は長生きできない
のではないかと、本気で心配になる写真だった。
いや、このスズキという人物、本当に人間なのだろうか?それすらも怪しい。
心霊写真を見ただけで、涙ぐんでしまったのは、これが初めてだった。
平らな場所に、そのスズキさんが両手を後ろ手に組んで、こっちを向いて笑ってる。
太陽は彼から見て右手の頭上にある。故に影は彼の左下、つまり写真に向って
右下に伸びるはずだ。だが、この影がとんでもなかった。
まず、彼の影が彼の足元に繋がってない。ここから既におかしい。
影の片手が上がっていて、長い杖みたいなものを持っていて…なんですか、これ?
背中に、一際大きな影が…コレは翼でしょうか?
頭には角のようなものも…もうカンベンしてください…
駄目押しに、尻尾のようなものが腰から…これでは、まるで…悪ー
同じ言葉を、よりにもよって先生が呟いてしまった。
「…これは…まるで、ア…」
「それを言うなァア!!!」
モリヤマくんの、鋭い声の一喝が響いた。
びっくりして振り向くと、鬼のような形相で部屋の片隅を見つめている。
顔を真っ赤にして、冷や汗をかいてブルブル震えている。
129 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/22(日) 02:35:17 ID:rETLHkqV0
「その窓を閉めろ!」
言われるがまま、弾かれるようにアシの一人がその窓に駆け寄った瞬間、カーテンを
引き裂いて、何か白い塊が飛び込んできた。
それは凄い速さで部屋の中を通り抜け、向こうの開いている窓から飛び出して
行った。本当に一瞬だった。
一番間近にいたそのアシさんは、失禁して気絶していた。
おいらたちも、さすがに腰を抜かして、しばらく立てずにいた。
「…もう、大丈夫ッス」モリヤマくんの一言でようやく皆、無言で自分の位置に戻る。
それから誰も話をしようとしなかった。
「…これじゃ仕事にならねえな…」先生が呟いた。まあ、確かに。
「今日は終わり。これで酒買ってきて。でもみんな朝まで居てくれよ。俺が怖いから」
その後は怖がってる先生を囲んで酒盛りになった。モリヤマくんは足の竦んだアシを
2人引っ張って酒を買いに行く。気絶したアシには先生のトランクスとジャージを
貸してシャワーを浴びさせている。
まだ放心している先生は座らせておいて、おいらは酒盛りの用意をし始めた。
それまで皆が使っていた飲み物のコップを、一回洗っておこうとしてギョッとした。
誰かの麦茶の飲み残しが、ガチンガチンに凍りついていた。
242 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/24(火) 18:04:52 ID:5t7/u3d50
おいらです。投下準備完了。
>>129の後日譚となります。宜しければ。
【スズキの写真 その後】
1/3
酒を買いに行っていたモリヤマくん達が帰ってきたのは、1時間後だった。
ビールとツマミを、新聞を敷いた床にガラガラとあけて酒盛りが始まったのだが…
静かだ。
皆、さっきのことを聞きたくて仕方がない。だが、誰も切り出せない。
モリヤマくんは一人だけ黙々とビールを腹に流し込み、平気で柿の種をバリバリ
喰っている。
「なあ…さっきのは…」堪りかねて話しかけたのは先生だった。
この人、実は相当に我慢弱い?
モリヤマくんの手が止まった。
「あの写真を見せるんじゃなかった。ふざけてて油断してました」
「最初に言いましたよね。あれを見て思ったことを口に出すとヤバいと」
「だから、説明することができない」
「口にしただけで、またすぐにあれが来ます。俺には来るのを止められない」
「言っときますけど、あそこはマジですから。ホントにシャレになりません」
二人が心霊写真を撮ってきた「K野神社」は、この辺りではほぼ最凶の有名なスポットだ。
彼いわく…。
「あそこは関東の西の要。ここら辺を東西南北に通る、霊道の交差点みたいなもんです」
「あそこを通る連中には、時折、凄いのが稀に居ます」
「よく判らないけど、<すごく冷たくて速いやつ>とかも居る。そいつが通った場所は、
一瞬で空気が無くなる…それで物が裂けたり、凍ったりする。現象的には鎌鼬に結構
似ているやつです。さっき来たのが、まあ…そいつですけど。」
おい、やけに詳しく説明してないか?また来ちまうだろ、そいつが。
243 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/24(火) 18:06:19 ID:5t7/u3d50
2/3
ということは、近くにいて失禁気絶したアシさんは、本当に運が良かったに違いない。
モリヤマくんの言ったものに、まともに当たってたら、冷凍バラ肉だったかも。
「本当にすみませんでした。止められなくて」
殊勝にも、モリヤマくんは改めて、そのアシさんに土下座までして、謝罪してた。
先生も、しまいに天井を見上げながら言った。
「もういいわ。これ以上聞くと、俺が引っ越さなきゃいけなくなりそうだ」
確かに、ここ先生の自宅だしな。これ以上、事が深刻になると仕事に触るだろう。
モリヤマくんは少し黙って、表情を曇らせた。
「まあ、あいつのことなら…少しは話せます。逆に、理解してやって欲しいし…」
スズキさんのことか。
「最初、中学であいつに会った時、俺も本気で心配になりました」
「クラスみんなで最初に自己紹介やった時も、あいつだけ事故紹介ですって言って
笑ってやってましたから」
「霊媒体質っていますよね。よく色んなのが憑いちゃって、肩を重そうにしてる人」
「でも普通は自分の魂の嵩分、そうそう入っては来れません」
「あいつの場合は、憑け込まれる場所…というか容量が普通の人より大きいんです」
「…ていうより、スカスカなのでスポンジみたいにどんどん入ってきちゃう」
「この前、あいつのアパートに行ったら、順番待ちが部屋の外まで溢れてました」
「笑っちゃったのが、外に溢れた連中が、列作って待ってるんですよ」
順番待ちの連中ってなんだ?スポンジみたいにスカスカってどういう意味だ?
244 おいら ◆9rnB.qT3rc sage 2009/11/24(火) 18:08:55 ID:5t7/u3d50
3/3
モリヤマくんは話を続ける。
「俺、あんまり音の方は聞こえないんです。逆に耳が良すぎて雑音が入ってくるんで、
感じられないんです。どっちかというと見えちゃう方」
「六つ子くらいの胎児みたいなやつ、何があったかパンパンに膨れた女、ずーっと
叫んでるような顔してるおばさん、潰れたゴキブリ、良く分からない白いブヨブヨ
したもの、青ざめた顔でドアをノックし続けてるハゲ、5メートルくらいの顔のない人、
脳みそが出て首をカクカクさせてる小学生、首も手足もないけどジタバタしてる肉塊、
首が50センチくらい延びちゃって上向いてる人、ハラワタの出たネコ、同じ
場所を回り続けてる小人、頭から足の生えてるカラス、人の形をした焦げた皮、
あ、あと手とか足だけってやつも居ました」
「そいつらが全部、あいつに取り憑く順番を待ってた」
ぶぅげえぇおええ!さっき気絶したアシさんが、今まで飲んでたものを吐いた。
「色んなのが入ってくるので、あいつの何が主体の憑きものか、俺にも判りません」
「すみません。これ以上は詳しく言えません」
いや、もうかなり詳しいだろ。こっちにゲロかかりそうだったし。そこまで言うな。
おいらは、再びあれを呼び込まないように、思わず口に出さないように注意して、
自分なりに、頭の中だけで推理してみた。
…あの影は悪魔じゃない。
スズキさんに入ってくる、その色んなものが、影になって写ったのだ。
…キメラだ。
鼻をすすりあげる音が聞こえた。
モリヤマくんだった。いつの間にか彼は涙ぐんでた。
そしてグシャグシャに泣きながら、言った。…いったい、これをどう解釈すればいい?
「…あいつ…、元から半分なんですよ。魂が」 終
作ってあげたい彼ごはん
面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則