この間、総社の鬼ノ城に行ってきました。

 ここからの眺めは、僕の大好きな眺望。
 

 日本の絶景101選には選ばれるのではないでしょうか?
 (惜しくも100選には選ばれなかったのでしょう)

 
イメージ 1


 この日は霞んでいて、遠くまで見渡せることはできませんでしたが、いい日なら遠くは瀬戸大橋
更には、香川の讃岐富士や屋島まで見えます。すごいでしょう!?

 近くの展望点から鬼ノ城を見てみるとこんな感じです。
イメージ 2

 
 鬼ノ城は7世紀ぐらいに造られたとされる古代山城で、朝鮮半島に攻め込んで新羅・唐敗れた日本が
逆に攻め込まれるのを警戒して築城されたもの。
 
 桃太郎の話の元になったのも、鬼ノ城にまつわる伝説です。

温羅(ウラ)という鬼が鬼ノ城に巣くっていて、大和から来た皇子の吉備津彦命(きびつひこのみこと)
が退治したというもの。
 
 総社には伝説に出てくる場所や地名がたくさん残っています。

温羅の流した血が川になったと言われる血吸川(ちすいがわ)
鯉になって逃げた温羅を、鵜に成った吉備津彦命が捕まえたと言う、鯉喰宮(こいくいのみや)

さらに言えば、岡山にある「犬養(犬飼)」という名字も、古代の犬養部という人たちにまつわるものです。

 いい景色と古代ロマンに思いをはせた、そんな日でした~